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森の日溜り猫溜り日溜りでまどろむ猫の夢うつつ
since 2006/10/31 ↓シリーズものの目次を作りました 2016.09.15 Thursday
どうも、デスクトップにあるショートカットアイコンの矢印がでかすぎる気がする今日この頃です。
調べてみると、この矢印を消すというユーティリティやら方法やらはあるようですが。
消すには、Windows7までだったら、 「 //HKEY_CLASSES_ROOT/lnkfile にある "IsShortcut" の名前を ということですが、Windows8以上では、スタートメニューでの右クリックが効かなくなるという副作用が出るということで、結局ユーティリティソフトを使いましょう、ということらしいです。
ユーティリティソフトを調べてみると、hao123を同時に必ずインストールしなければならなかったりと、結構怪しげなものもあって安心できません。定番の「窓の手」あたりを使うのが良いようです。
さて、今回の目的は、消すのではなく、変更したいのです。
そもそもユーティリティではなく、どういう仕組みでショートカットの矢印の画像が指定されているのかというカラクリから知りたいですね。
情報が無いので、窓の手でこの矢印を消す設定をしたあとで窓の手が何をしたかを調べてみたところ、 「コンピューター¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥Shell Icons」 の項目名「29」の値が窓の手フォルダ内のダミーのアイコンファイルを指定するようになっていました。パス名.ico,0となっています。
で、自分で作ったアイコンファイルのパスをその項目の値として書き込んで、再起動もしくはログオフ・ログオンすると、見事に矢印アイコンが自作アイコンファイルの画像に置き換わりました。ただし、完全に上書きで書き込まれています。透過するアイコンの作り方は後ろの方で説明します。
なお、単に矢印を消したい場合には、もとからシステムに備わっている透明画像を指定すればいいようです。 アイコンファイル名に「%SystemRoot%¥system32¥shell32.dll,50」と指定しますと、矢印は消えます。 矢印アイコンもこのシステムファイルの中にあります。このシステムファイルの中にあるアイコンを見る一番手っ取り早い方法は、デスクトップ上のショートカットアイコンを右クリックして、「プロパティ」を開き、「ショートカット」タブの下の方にある「アイコンの変更(C)...」というボタンをクリックします。そうすると、「このファイル内のアイコンを検索(L)」というラベルの下に、ショートカットアイコンとして表示されているプログラムのアイコンファイルが設定されているので、ここに、「%SystemRoot%¥system32¥shell32.dll」と入力すると、「下の一覧からアイコンを選択(S)」のところにアイコンがズラズラと出ます。左上が0番で、下へ1、2、3と並んでいるので、タブキーでフォーカスを下の欄に移してから下矢印を押すと順に下へ、下まで行けば次の行の上へと順番にフォーカスが動いていきます。0、1、2、3……と数えながら矢印キーを打っていけば、何番目かも分かります。 なお、この画面でうっかりそのまま確定してしまうと、ショートカットのアイコンが変更されてしまい、元のアイコンに戻すのも面倒なので、必ずキャンセルボタンを押して閉じるようにしましょう。
それで、このシステムファイル内の矢印アイコンが何番か数えてみたら、29番でした。なるほど、項目の名前が「29」なのはそういう事か、と腑に落ちました。「%SystemRoot%¥system32¥shell32.dll,29」と指定してみると、ショートカットアイコンに矢印が復活しました。が、元の矢印に比べるとかなり小さいです。このサイズなら変更したいとは思わなかったかもしれません。単に、矢印が大きすぎる、小さくしたいという人は、上記の設定にすると心地よいかもしれません。
さて、アイコンファイルの作り方ですが、32x32でペイントで画像を描き、24ビットビットマップbmpファイルとしてファイルに保存します。
そのあと、何らかの画像処理ソフトで、透過処理をするわけですが、透過型gifフォーマットかと思って、透過指定をしてgifファイルとして保存して、拡張子を.ico に変更とかやってみたがなにかうまく行きません。
で、「http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se201729.html」にある「@icon変換」というソフトをダウンロードして使いました。
bmpファイルをこのソフトで開いて、左側のファイル一覧でそのファイルを選択状態にしてから、メニューバーの人影のシルエットのようなアイコンを押すと別の画面が開いて透過する場所を指定することができます。透過する場所を一つの色で既に塗りつぶしてる場合には、スポイトアイコンを使ってその透過部分を指定すれば一発で透過指定ができます。そうでない場合には、いろいろな指定ができるようですが、1ドット単位での指定もできるようです。指定が終わったらその画面を終了して、元の画面から保存メニューを選んで、単独のico画像として保存すれば出来上がりです。
なお、このソフトでは一つのファイルにアイコン画像をたくさん詰め込むことができます。その場合、レジストリの指定のファイル名のあとのコンマのあとの数字で、いくつ目のアイコンかを指定するわけです。但し、1個目は0で指定。2個目が1となります。
↓新たなショートカットの矢印のかわりのアイコンをペイントで作成中。左下に小さな赤丸、というアイコンを作りました。 ↑bmpファイルとして保存したあと、@icon変換を使って 背景を透過したicoファイルを作成しました。
↓そのファイルをショートカットの印のアイコンとして指定した結果 ↑ショートカットの矢印が見事に小さな赤丸に置き換わって表示されています。
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