2024.01.03 Wednesday
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森の日溜り猫溜り日溜りでまどろむ猫の夢うつつ
since 2006/10/31 ↓シリーズものの目次を作りました 2009.07.26 Sunday
映画、今のところの最新作、原著第6巻相当分、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を見てきました。
今回見たのは吹き替え版です。 以下7巻分まで含めてネタバレでの感想です。ただ、頭の中身は、5巻6巻7巻がごちゃ混ぜになっているので、本ではこうだったけどというところでは所々勘違いがあるかも。気が付いたら訂正します。 魔法界の様々なことを、映像でどうあらわすかという点については、すでに5巻まででほぼ決まっている感じで、その点では、特に目新しい描写はなかったという感じでした。 第6巻を原著で読もうとした人たちの前に立ちはだかった大きな壁、第1章のマグルの首相がでてくる場面、完全カットでした。第5巻、第6巻、第7巻と、第1章が非常に読みづらく、原著で読んでみようと思い立った人の内、第1章で挫折してしまう人が多いのは残念なことです。 閑話休題。 マグルの首相はでてきませんでしたが、内容的には、死喰い人達が、殺人、拉致、橋の破壊を行なったことが描かれていました。簡潔に、スピーディーに。また、ディメンターの影響も描こうとした形跡がありますが、本を読んでいないと、何のことか分からないかもです。 オリバンダーさんが拉致される事件、原作では、お店は綺麗、オリバンダーさんだけが謎の失踪を遂げたように書いてありましたが、映画では、派手に破壊活動されてます。 スラグホーン先生をホグワーツに復帰するよう誘惑するあたりは、良く描けていました。片付けの呪文により、巻き戻しのように壊れたものが次々と自動的に修復されて元に戻っていく有様、映画ならではの描出力。楽しみました。しかし、本では二人で背を合わせてたって杖を振るうという感じの描写でしたが、映画では結局ダンブルドアだけがやっていたような。 スラグホーン先生、予想よりはいい人っぽい見かけになっていました。もう少しメタボ体型を予想していましたが。ホグワーツ特急内でのスラグホーン先生を囲んでの場面はカットでした。 スネイプが破れぬ誓いをする場面。これもしっかり描き込まれていました。ワームテイルの登場の仕方が違いましたがまあ、一応、出番があったということで。 で、何で隠れ穴が襲われて燃やされなきゃいけないんだ??? 訳の分からない改変。 ただこの場面で、ジニー→ハリーの気持ちをより明確に。それから何故か、トンクス→ルーピンの気持ちもひと言で表わされてました。 様変わりしたダイアゴン横町。あまり描写がありません。WWWの店だけがクローズアップされている感じ。You no Poo は見つけられませんでしたが、どこかに書いてありましたでしょうか。 ボージン・アンド・バークスのお店でなにやらしているドラコを盗み見る3人。そういう状況だったのか〜と。脳内イメージとは大分違いましたが、それはそれこれはこれという感じ。透明マントがでてきていないし、原作とは違うとは思うけれども、それなりに描写。 ホグワーツ特急でホグスミート駅に着いたとき、ハリーがドラコに見破られて石化呪文を浴びせられる経緯。WWWの製品である煙爆弾かなんかを使うことになっちゃってました。それだけ派手にやりゃ〜そりゃ〜怪しまれるって。 で、ロンドンにそのまま送り返されちゃうところ、確か原作ではトンクスが発見してくれることになっていたと記憶しますが(未確認)、映画ではルーナが発見していました。今回、なにげにルーナの出番がありました〜 いやルーナ好きです 不思議ちゃんどうし惹かれる??? 付き添い姿現わし、本で読んだときには10秒くらいかかっている感じがしましたが、映画ではホンの一舜。これは映画の描写の方が素敵です。要するに、本では、説明を読むのに時間がかかってしまって体感時間が間延び(;^_^A ダンブルドア先生のハリーだけへの特別授業。本では、ハリーへの詳しい説明はなく、ハリーはわけもわからずに付き合わされていくわけですが、映画では、ダンブルドアはハリーに意図を明確に説明して、ハリーはダンブルドアの意図を明確に理解して、積極的に協力しています。 まあ、そうしないと、映画の観客も訳分からないですからね〜。本ではそのわけわからなさをハリーと共に読者も味わう構造でしたが、流石に映画ではそうもいかないというか、本より非常に分かりやすくなっていました。 ホグワーツでは姿現わし出来ないはずですが、映画ではあっさりと、校長は例外だと、ダンブルドアは姿くらまししてしまいます。なんだかずるすぎ。 ロンとハーマイオニー、ハリーとジニー、そのあたりの男女関係の動きも、本よりかなり分かりやすく説明的ですらありました。でも、幸運薬を使ったと見せかけて、ロンにクィディッツの試合で活躍させたとき、原作本ではハーマイオニーがうっかりロンを傷付けることを言ってしまいますが、映画ではあっさり無し。 でも試合でのロンの活躍は凄かったです。良く描けていました。 ラベンダー・ブラウン、決して悪い子じゃなくて、ロンにあっさり捨てられるのはちょっと気の毒。これは本を読むより映画の方がよりリアルなので。 ペンシーブ。前の映画でも出てきたはずでしたが、どんな描写でしたっけ??? 今回は、う〜みゅ。何か神秘性が薄かったような?(゚゚ ) 恋薬を飲まされたロン、演技上手 洞窟行き。洞窟の外の海の描写。うん。凄い。良くこんな場所見つけましたね〜。 洞窟の中。ダンブルドアの錯乱状態。う〜みゅ、7巻に繋がるにはちょっと何か足りないような。でも演技は良くできてました。inferi(亡者)。なかなか迫力でした。 ドラコの役割。姿くらますキャビネットの修繕をしているさま。言語であらわさず映像だけでの描出は流石のプロ。原作では書いていない場面を作り出しての描写でしたが、まったく違和感がありません。原作にもあったような気がしてきさえしました。 あ、そうだ、ドラコが嘆きのマートルに慰められている場面は無し。一人で洗面所で泣いていました。 セクタンセンプラ。R何とかでしょうか、出来るだけ残虐場面は無しで〜。 ハリーがプリンスの教科書を隠す場面。これはかなり改変されていました。ドラコをセクタンセンプラで傷付けてしまって、それを3人(ロン、ハーマイオニー、ジニー)に打ち明けて、その教科書をハリー自身がどこにあるか分からないように、ジニーが隠します。ついでにキスまでしちゃいます。それくらいの改変はいいけど、その必要の部屋で、教科書を隠すとき、原作ではハリーがレイブンクローのティアラを、それとは知らずに目撃するという重大な伏線が本の第6巻には仕込まれています。第7巻で有効に使われています。この伏線をカットしてしまっているのは、残念です。 その、隠すためにでてきたときに必要の部屋の描写、なんだかまだこぎれいすぎ。もっともっとうずたかく積み上げられていたはず。本では7巻で詳しく描写されています。映画の作り込みの時7巻は出ていなかったのでしょうか? ああそうそう、トレローニー先生がトランプ占いやタロット占いで不吉だ不吉だと呟きながら歩くのをハリーが目撃する場面が原作ではありましたが、映画ではカットです。原作では、タロットカードの「塔」が凄く効果的に使われていただけに、なんだか残念。きっとトレローニー先生の出番が無しになったあおりですね〜。 スネイプとダンブルドアとが言い争い(?)という場面が原作では森の中かどこかでの場面として書かれていましたが、映画では、ダンブルドアが殺される直前の、塔での場面になっていました。 ダンブルドアが殺される場面、これも脳内イメージとはかなり違いましたが、それはそれこれはこれ。 ただハリーが、ダンブルドアに魔法を掛けられて身動き取れなくなっているのではなく、言われて隠れているだけ、何かしようとしてスネイプに止められて。 しかし、けっこう原作通りの台詞で進行してましたかね〜。 ダンブルドアのお葬式の場面は無し。だから、ハリーとジニーが最後に湖のそばで寄り添って語り合う場面も無し。 それをカットするのか〜〜 全部で2時間半を超える大作。その中に、日本語訳では上下2巻に別れる大量の情報を詰め込まなくてはならないのですから、映画監督も大変です。しかし、第6巻は、淡々とストーリーを追うだけの展開とは言え、予想以上のできばえと言えるのではないでしょうか。少なくとも、がっかりとか、それはないだろ〜とか言う程のカットや改編はなかったように思います。 しかし、冷えた〜〜。冷房効き過ぎで。トイレに行きたくなって困りました あ、第2巻の時のように、エンディングロールの後にもうひと画像あるということはありませんでした。エンディングロールが始まったら安心して終りにして下さい ではでは、みんなで だみんぎーしゃん あっ(-m-) みんなでハピハピ♪ノート〜〜〜 追伸。第七巻分の映画は、ついに前編後編の2部に別れて、来年11月からのようです。良かった。これなら原著第7巻は読み終われる〜 追加:フェリックス・フェリシスを飲んで、スラグホーン教授の記憶をもらう場面、原作では、一口飲むんでしたが、映画では一瓶飲んじゃってます。あれ、残りを後で使いませんでしたっけ?? 良く覚えてないけど。 2009.07.19 Sunday
細々と世界の片隅で自己完結世界を築いておりますこのブログですが、これまで毎日2桁台のご訪問をいただいておりました。いつもありがとうございます。
2009.07.16 Thursday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第30章(2/2)、メモ
(第30章前半からの続き) ●p.482 Snape は、全力で逃走、3人の教授が後を追います。Snape が教室に駆け込み、やがて Mcgonagall が「卑怯者」と叫ぶ声が聞こえました。 Harry もその教室へ入り、透明マントを脱ぎました。 Snape は、窓ガラスを破って外へ飛び出し、空を飛んで逃げてしまっていました。 Harry は、Voldemort が今や殺意を持って飛んできているのが分かります。 「先生、防衛を堅めなくては。やつが来ます」とHarry。 McGonagall 教授が、他の教授達に説明してくれます。 ●p.483 「Dumbledore の命令で Potter がすべきことをこの城でしている間、ありとあらゆるできる限りの防御をしなければなりません」 Flitwick教授が、永遠に You-Know-Who を閉め出すことなど誰もできない、と言いますが、遅らせることはできる、とSprout 教授。 (Sprout 教授の名前は Pomona というんですね) 先生方の間でテキパキと段取りが決まっていきます。 Sprout 教授は、「Tentacula. Devil's Snare. Snargaluff pods」と魔法植物の名を挙げて死喰い人がどう戦うか見物だわとかいいながら走り去ります。 Flitwick 教授は、そこの窓から魔法をかけ始めます。 Harry は Flitwick 教授に Ravenclaw の宝冠について尋ねます。 遠い昔に失われて、見たこともないそうです。Harry はがっかりして、途方に暮れます。 ●p.484 スリザリン生とスラグホーンが立ち去りたいなら許可するが、例のあの人に抵抗するのを邪魔するようであれば、決闘します、とMcGonagall 教授。 Filch さんが、「生徒がベッドから抜け出している」と怒っています。 McGonagall 教授は Filch に Peeves を見つけるように命じます。 McGonagall 教授が「pertotum locomoter!」と呪文を唱えると、銅像や鎧兜が台座から飛び降りる音が上の階からも下の階からも響いてきました。 ●p.485 必要の間に戻る途中、大広間に向かう生徒達とすれ違います。「Potterだ」という声を無視して走り抜けます。 必要の間はさっきよりもっと混み合っています。 Kingsley、Lupin、Oliver Wood、Katie Bell、Angelina Johnson、Alicia Spinnet、Bill と Fleur、Weasley夫妻。 Harry は、「Voldemort が来る。皆で防衛を固めている。Snapeは逃げた。」と説明。 Fred が Dumbledore's Army の残りのメンバーにメッセージを送ったそうです。DA(ダンブルドア軍団)が不死鳥の騎士団にも連絡したのだそうです。 「若い生徒達を避難させるため大広間に集めている。戦いなんだ。」 というやりとり。 ●p.486 皆が鬨の声を上げて走っていきました。Luna は Dean に付いていきました。 何人かが部屋に残っています。 Weasley おばさんがじたばた暴れている Ginny を捕まえています。Lupin、Fred、George、Bill、Fleur が取り囲んでいます。 17歳未満なので、家に帰りなさいと言う Weasley おばさん。 「家族みんながここに居るというのに、たった一人何も知らずに家にいるなんて……」と泣きながら叫んでいる Ginny の目が Harry の目と合い、Harry が首を横に振るのを見て、渋々諦めます。 そこへ、誰かがトンネルを上ってやってきて、バランスを崩して床に落っこちました。 ●p.487 Percy でした。 し〜〜〜〜ん。 Fleur が Lupin に、小さなTeddy は元気?と突然沈黙を破りました。 しかし、Percy と他の Weasley 一家はまだ見つめ合ったままです。 Lupin が場を何とかしようと虚しい努力。 「ボクが馬鹿だった!」とPercy。反省の言葉。 それを引き継いで Fred がさらに、「魔法省好きで家族を捨てて権力欲にまみれた大馬鹿もの」と混ぜっ返すように続けると、「その通りだ!」とPercy。 「まさにそうだ」と言って、Fred が Percy の手を握りました。 Weasley おばさんが泣き出して、そしてPercyを抱きしめました。 Percy は父親にも謝ります。父親も Percy を抱きしめました。 George に尋ねられて、経緯を説明する Percy。 ●p.488 和解成立して、皆で戦いに出発です。 Percy は Fleur にも挨拶します。 和解に紛れて Ginny がこっそり一緒に行こうとしますが、Weasley おばさんに見つかります。 Lupin が、Ginny を戦いには参加させないけれど、家に戻すのではなく、この部屋で待たせるのではどうか、と提案します。 Ginny は渋々それを受け入れます。 Ron と Hermione は居ません。Weasley おばさんが言うには、先に大広間に行ったはず。 あなたが行っちゃった後、二人はトイレで何やら話してた、とGinny。 しかし、トイレは空でした。 その時、激しく傷が痛みました。Voldemort が Hogwarts の入口に到着したのです。 第30章終わりました〜。 息をつかせぬ急展開です。ついに、ホグワーツ城に侵入したことがバレてしまい、ヴォルデモートがやって来ることになってしまいます。ずっと隠密で行動してきましたが、ここに至って、ホグワーツのみんなを巻き込んでしまっています。いよいよ後に引けない切羽詰まった状況に。 さてさてどうなる〜〜〜。 ところで標題の Sacking 。最初に上げた訳からすると、「馘」(クビ)が一番近いようですが、読んだ感触では、逃走とか逃亡とかいう感じですね〜。辞書を良く見ると《俗》として……を打ち負かすという意味もありました。そういう意味にとると、Snape の敗北、とも言えます。両方合わせると、敗走。でも窓を割って飛び出して逃げた感じは、トンズラって感じ 一応、「スネイプの逃走」とでもしておきます。 2009.07.16 Thursday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第30章(1/2)、メモ
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER THIRTY --- The Sacking of Severus Snape (p.474 - p.488) (2009.4.18 - 2009.5.3) これまた意味の掴みにくいタイトルです。sack は辞書で見ると幾つか異なるタイプの意味があります。ing 形なので、とりあえず動詞。 一つは、「袋」という意味。動詞としては、「袋に入れる」という意味の他に「口語」と註付きで、「(特に即座に)解雇する」とあります。特にイギリス英語での「有無をいわさず首にする」という意味のようです。一方もう一つの意味は、「(占領後、都市などを)略奪する、(強盗などが貴重品を)奪い去る」という意味があります。同義語辞書で見てみると、貴重なものを洗いざらいごっそりと奪い去る、みたいな意味のようでした。 さて、いったいどのような意味なのでしょう。読んでみないと分かりませんね。 ●p.474 その瞬間、激しい痛みがして Harry は再び Voldemort の意識の中へ。岸辺にいる Voldemort は Harry が捕まったと、勝利感を味わいます。 大きな音がして、我に返りました。 Luna が失神呪文で死喰い人を気絶させたのでした。 上の階で生徒達が起き出した音がしました。 Harry は急いで透明マントの下に隠れました。 寝間着を着た Ravenclaw 生達が降りてきて、Alecto が倒れているのを見て皆驚いています。 おそるおそる遠巻きにしています。 勇気ある1年生が、つま先で背中をちょいと突いてみました。 ●p.475 「死んでるかも」と言って大喜びしています。 Harry は Voldemort の意識に入ってみます。先に洞穴の方に行ったようです。 談話室のドアを叩く音がして、皆が凍り付きました。 ドアノブの声が聞こえます「Where do vanished objects go?」(消えたものはどこへ行くの?) 「知ったことか!黙れ!」という声は Carrow 兄弟の Amycus のものです。 Alect にドアを開けるように頻りに呼掛け、何か大きな銃声のような音がしました。例のあの人が来てしかもハリー・ポッターを捕らえていなかったらMalfoy の二の舞になる、と恐れて Amycus も必死ででドアを開けようとしますが開きません。 外で、McGonagall 教授が Carrow 教授に問いただしている声がします。 ●p.476 結局 McGonagall 教授が鮮やかに答えて、ドアを開けます。 Amycus が入ってきて、床にのびている Alecto を見て怒りだします。 McGonagall 教授と Amycus 教授とのやりとりから、「Harry が Ravenclaw Tower に侵入するかもしれない」と Dark Load にいわれて Alecto が Flitwick 教授に無理矢理自分を談話室に入れさせたという事情が分かります。McGonagall 教授は、何でハリーがレイブンクローの寮に?ハリーはグリフィンドールです、というそのことばの中に、それをMcGonagall 教授が誇らしく思っている気持ちを Harry は感じました。 ●p.477 Amycus は、生徒達が待ち伏せしていて無理矢理 Alecto の Mark を押させた、と、生徒達のせいにしようと言います。何人かのガキ共が罰せられるだろうが問題ない、と。 McGonagall が Amycus に皮肉を言い、生徒のせいにするのは許さないと言い、Amycus は McGonagall に近づいていきますが、McGonagall は一歩も退きません。Amycus は、McGonagall の顔に唾を吐きかけました。 Harry は、透明マントを脱ぎ捨てて Amycus に Crucio の呪い(磔の呪文)をかけます。 Amycus は苦しみもだえながら本棚に突っ込みガラスを粉々にしてのびてしまいます。 McGonagall 教授は、Potter の突然の出現にビックリ。 ●p.478 先生、Voldemort がやってきます。と Harry。もうその名前を言ってもいいのね、と言いながらLunaも現われます。 Harry の脳のどこか遠くの部分では、Voldemort がもうすぐ石の水盤のある島に到着しようとしているのが見えます。 逃げなさいというMcGonagall 教授に、Ravenclaw の宝冠がどこにあるのか尋ねるHarry。 Amycus が意識を回復しそうな気配があります。McGonagall 教授は、'Imperio'(服従の呪文)を掛けます。 杖を持って来させ、Amycus と Alecto を縛り上げます。 ●p.479 Harry は、Voldemort が石の水盤から金のロケットが無くなっているのを見出しているのを知ります。 Dumbledore の命令で、ここで捜し物をしていることを説明する Harry。しかし、Voldemort は生徒を殺すことを意に介さないだろうから、生徒を避難させないといけない。 あなたが捜し物をしている間、城の防衛を固めます、とMcGonagall 教授。 できるんですか?に、しばらくの間は彼を閉め出せるだろう、と。 だが、脱出法がない。という McGonagall 教授に、Harry は、Hog's Head への抜け道を説明します。 話はまとまり、先生は Carrow 兄弟を銀色のネットで縛り上げて天井から吊るしました。 ●p.480 McGonagall 教授は、他の寮監の先生への連絡のために銀色の猫のパトローナス(守護霊)を出し、先生と、透明マントをかぶった Harry と Luna は走り出ました。 階を2つ下ったところで、静かな足音が近づいてきます。 Severus Snape でした。 「Carrow兄弟はどこだ?」 「あなたが差し向けた場所ではないのですか?」 Snape はまるで Harry が近くにいるのを知っているかのように McGonagall 教授の周りを見回しました。 「Alecto が侵入者を捕らえたと思ったのだが?」 「何故そのようにお考えで?」 Snape は闇の印のある左腕を軽く曲げる動きをして見せました。 ●p.481 「死喰い人達は秘密の連絡手段をお持ちでしたね、忘れてました」 しばらく、二人のシビアなやりとりが続きます。 Harry が信じられないくらい素早くMcGonagall 教授の杖が動き、それから、二人の間で息もつかせないような激しい魔法の闘いが始まりました。 Flitwick 教授と Sprout 教授が走ってきました。その後ろから肥った Slughorn 先生も喘ぎながら走ってきます。 「これ以上、Hogwarts で人殺しはさせないぞ」とFlitwick 教授が杖を上げながら叫びます。 (これ以上、ってこれまでにも人殺しがあったのでしょうか? ああ、そうか、Snape は Dumbledore を殺したのでしたね〜〜) |
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