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森の日溜り猫溜り日溜りでまどろむ猫の夢うつつ
since 2006/10/31 ↓シリーズものの目次を作りました 2008.08.20 Wednesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第23章、メモ(2/2)
第23章その1からの続きです。 ●p.375 Narcissa が全員を地下室に閉じこめるように Greyback に命令したとき、Bellatrix は突然思いついて、Mudblood (汚れた血、ここではハーマイオニー)だけはここに残すように命じました。 Ron が叫んで、ぶん殴られます。 「もし尋問で死んだら、お前(Greyback)にやろう」 残りの者たちは、背中合せに縛られたまま、真っ暗な地下室に放り込まれました。 Ron は Hermione の名前を叫びまくりです。 ●p.376 Harry と呼掛ける声がしました。 Luna です。 Luna は、古釘を持っています。それでロープを弛めることに。 上では、Hermione の悲鳴と、Bellatrix の怒声とが。 地下室には、Ollivander も捕われています。 どこで手に入れたと詰問する Bellatrix の声が漏れ聞こえます。 Ron がじたばたします。真っ暗闇なので、Luna の作業はうまく行きません。 Ron がポケットを探るように言い、やがて、クリック音がして、灯りがパッと光りました。 灯りはふわふわ浮んでいます。 ●p.377 「この汚れた血のおお嘘つきめ、お前は、Gringotts の私の金庫に侵入したのだろう! 本当のことを言え!」 と Bellatrix の声が上から聞こえます。 ようやくロープがほどけました。Ron は出口を求めて走りまわっています。 次に姿くらまししようとしています。Luna が、完全に脱出防止されている。自分も色々試みたし、その前に Ollivander さんがありとあらゆる事を試した、と。 Hermione の悲鳴は、Harry には、体の痛みと同じように感じられました。 「ほかに何を盗った、言わんか〜〜〜! CRUCIO(磔の呪文)」と Bellatrix の声。 Ron はむせび泣きながら壁をコブシでどんどんと叩いています。 Harry は、Hagrid からもらったポーチを開いて中のものを取り出したりしています。 鏡の欠けらが床に落ち、明るい青い光が見えました。 ●p.378 Dumbledore の目が彼を見つめていました。 「助けて! 今マルフォイ邸の地下室にいる」と夢中で叫びました。 目はまばたきして、消えました。 どうやって、金庫室に入った!と責めるBellatrixの声に、入っていない、その剣は作り物だと Hermione が答えるのが聞こえました。 Goblin に聞けば嘘かホントか分かる、と Lucius が Draco に、地下室から goblin を連れてくるように命じました。 Harry は大急ぎで、Griphook のところへ行き、あの剣が偽物だと言うように頼みます。 Draco が Griphook を連れて行き、ドアが閉まったとき、大きなバチンという音がしました。 Ron が Deluminator でまた灯りを点けるとそこには、Dobby が居ました。 ●p.379 「Harry Potter 。Dobby は助けに来ました」 Harry は Dobby に、Luna、Dean、Mr.Ollivander を、連れて行くように頼みます。場所は Ron が、Twinworth の外れにある Bill と Fleur の Shell Cottage (貝殻コテージ)へ、と指定。 ●p.380 Dobby が Lunna、Dean、Ollivander を連れて姿くらましした大きな音が、上に聞こえてしまったようです。 Wormtail が、地下室を調べにやらされます。 Wormtail が入ってきたとき、二人は飛びかかり、Ron は Wormtail の杖手を捉え、Harry は Wormtail の口を押え、3人はしばらく無言のうちにとっくみあいしました。 上から、Lucius の尋ねる声が聞こえます。 Ron が Wormtail の声の真似をして、なんでもありませんでした、と答えます。 Wormtail の銀色の手が Harry の首を絞めようとしています。 「殺そうとするのか? 以前助けてやったのに?」と破れかぶれで Harry が言うと、一瞬手が緩みました。Harry は手を逃れました。 ●p.381 Ron は Wormtail の杖を奪い取りました。 Wormtail の銀色の手は、彼自身の首を絞めようとしています。 Harry と Ron はそれを止めようとしますが、Voldemort の与えた銀色の手は、Wormtail を絞め殺してしまいました。 上では、Hermione の恐ろしい悲鳴がします。 二人は地下室を飛び出し、居間に忍び寄ります。 中では Griphook が剣を調べているところです。 「これは偽物です」 ●p.382 ならば良い、とBellatrix は、闇の帝王を召喚しました。 再び Voldemort の視界に入る Harry。Voldemort は、あのやせこけた男を殺しました。怒りまくっています。 Bellatrix は、もう Mudblood は用済みだ、と Greyback に与えようとします。 Ron が飛びこみ、Harry も後に続いて、戦いです。 Bellatrix の杖は奪ったのですが、Hermione を人質に盗られました。ナイフを Hermione の首に当てています。 ●p.383 杖を落とせ! と Bellatrix。 Ron は Wormtail の杖を持っています。 Harry は Bellatrix の杖を持ったまま茫然と立っています。 「杖を落とせと言っただろ!」とBellatrix は叫び、Hermione にナイフの刃を押し上げました。ビーズのような血が出てくるのが見えました。 二人は杖を落としました。 Draco が杖を回収しました。 上できしむ音がしたかと思うと、シャンデリアが落ちてきました。 真下に居た Bellatrix は、Hermione を置き去りにして逃げ、ガラスのシャンデリアは Hermione と Griphook の上に落ちて、大爆発。Ron は Hermione に走りより、瓦礫の中から彼女を救い出し、Harry は、Draco から、Draco の杖とWormtail、Bellatrix の杖の計3本を奪い取りました。Harry は Greyback に向けて、失神呪文を唱えました。 ●p.384 Dobby が駆けつけてきました。 Dobby は Narcissa の杖を吹き飛ばしました。 Harry の傷跡は激しく痛み、Voldemort が到着するまでほとんど間がないことが分かります。 Ron に杖の一本を投げ渡し、Griphook をシャンデリアの下から引きずり出し、Dobby の手を握り、姿くらまししました。 姿くらましの暗闇に入る直前に、最後の居間の風景が見えました。青ざめた凍り付いた姿、Narcissa と Draco の。赤いスジ、Ron の髪。飛んでいる銀色のぼやけた光、Bellatrix が、自分たちの消えた場所に投げ付けたナイフ。 ●p.385 星空の元、どうやらちゃんと貝殻コテージのそばに姿現わしできたようです。 先に一度来たはずの Dobby に、正しい場所かどうかを確認します。 Dobby はすぐ近くに立っていました。その姿が揺れています。目が大きく見開かれて、その目に星が映っています。 Dobby の胸には銀色のナイフがつき立っています。 コテージに向かって助けを叫ぶ Harry。 Dobby の胸に血の染みがどんどんと広がっていきます。Dobby は Harry に向けて手を差し出しました。 Harry の悲痛な呼掛け。 Dobby を抱きかかえ、Dobby の目はようやく Harry を捉え、「Harry ... Potter ...」と搾り出すように言い、わずかに痙攣して、Dobby はその生涯を閉じました。 第23章、終わりました。 今回も危機一髪ですが、Luna が無事で良かったですね〜。 Dobby ここで活躍してくれましたが、まさか Dobby まで殺されてしまうとは〜。 Rowling さんは、バッサバッサと惜しげもなく登場人物をを殺していきますね〜〜。 ひょっとして、戦いや戦争の悲惨さをも伝えようとしているのでしょうか? 戦いというのは結局「大切な人がたくさん死んでしまった」ということだと。 第23章その1へ戻る 2008.08.20 Wednesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第23章、メモ(1/2)
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER TWENTY-THREE --- Malfoy Manor (p.362 - p.385) (2008.7.30 - 2008.8.3) タイトルの manor は館とか邸宅とかいう意味です。 「マルフォイ邸」 第1章のデスイーター達の会合がマルフォイ邸で行なわれていましたから、デスイーター達の本部の場所と言ってももいいでしょう。 ●p,362 Hermione は、Harry の顔に向けて魔法を発射。Harry の顔はみるみる腫れ上がります。 男達が押し入ってきて、ポケットをまさぐって杖を取り上げました。4〜5人の男達があとの二人ともみ合っています。 「なんて美味しそうな小娘だ」という声は Fenrir Greyback のものです(ビルを噛んだ狼男)。 ●p.363 Harry も Ron も地面に投げ出されています。Greyback の尋問が始まりました。 Harry は Vernon Dudley だと名乗ります。 男達は「リスト」を持っていて名前を照合してします。 Ron は Stan Shunpike と名乗りました。しかしすぐ嘘とバレます。Stan は死喰い人の仲間だから。 殴られて、Ron は本名をバラしました。 Hermione は、Penelope Clearwater と名乗りました。 ●p.364 ホグワーツに通うくらいの年齢で、学校に行かずキャンプして闇の帝王の名を口にする? と目一杯疑われています。 Ron の言っていたことが本当で、闇の帝王の名は、タブー化されていて、それを口にした騎士団メンバーがそれで見つかってしまったらしいです。 ほかの二人の囚われ人と一緒にされました。その二人は、Dean と goblin(小鬼)。 男達は、Snatcher だということです。(Snatcher は19章 p.311 に説明がありました) ●p.365 「リスト」に Vernon Dudley は乗っていませんでした。手配中でないのか、偽名なのか。 再び尋問です。寮を聞かれ Slytherin と答えます。入口とかについて聞かれますが、Harry は答えることができます(第何巻でしたか、ポリジュース薬でドラコの腰巾着のグラックとゴイルに化けてスリザリン寮に潜入したことがありましたからね〜)。 父親の名前を聞かれ、Department of Magical Accidents and Catastrophes (魔法事故惨事部)に勤めている、と嘘を答える Harry。 リストを調べている死喰い人の Scabior が、そこに Dudley が居たと思うと言います。 Greyback は、それなら、魔法省に行って確かめてくれようと言います。 ●p.366 テントの内側から、声が上がりました。Gryffindor の剣が見つかってしまったのです。 こんなときですが、Harry の(腫れて引き伸ばされている)傷跡が痛み、不吉な要塞のような塔みたいな建物が見えました。Voldemort の思考が突然に鋭くなってきました。 多大の努力をして、Voldemort の思考を閉め出して、現実に意識を向ける Harry。 Scabior が日刊予言者新聞で見つけたのは、Hermione の記事らしいです。Mudblood で Harry Potter と逃避行中だと。 ●p.367 傷跡はますます痛みますが、なんとか Voldemort の思考を押し出そうとする Harry。 Vernon、この額にあるのはなんだ?と Greyback 。 「メガネを掛けていたはずだが? Potter」。 誰かが、テントにメガネが落ちていた、と取りに行きます。 メガネが乱暴に掛けられます。 「Potter を捕まえたぞ!」と Greyback。 Snatcher 達は、ちょっと後ずさりしました。 Harry はやはり痛みと Voldemort の思考とに対して戦っています。 高い塔のてっぺんの窓を見上げている Voldemort。 Snatacher 達は、魔法省に Harry を連れていくと賞金を横取りされるだろうから、直接マルフォイ邸に連れていくことに決めたようです。 ●p.368 Harry と Harry の杖で、2000 Galleon だそうです。 Harry の見る Voldemort の視界では、人が入るには細すぎる窓の内側でやせ衰えた姿が毛布の下に横たわっています。 Greyback は、Mudblood 二人でさらに 10 Galleon。剣のルビーが本物ならさらにちょっとした収入になるだろう。とタヌキの皮算用中です。 彼らは囚われ人を連れて姿くらまし。 Voldemort の視界の方では、蛇のようにするりと細い窓から室内へ侵入。 ●p.369 マルフォイ邸の前に到着。 誰何する声に「Potter を捕まえてきた」と Greyback 。鉄扉がばたんと開きました。 白いクジャクがいます(何か伏線なのか??) Harry の見る Voldemort の視界では、やせ衰えた男と Voldemort が会話をしています。 ●p.370 玄関から出てきたのは、 Narcissa Malfoy。Greyback は知名度が低いようで、どなた?と聞かれてしまっています。 Harry Potter を捉えたと(イライラしながら)説明する Greyback 。 一同は邸内に招き入れられます。 Draco がイースター休暇で戻ってきているので、Harry かどうか分かるだろう、と。 「何事かね?」と Lucius Malfoy の声。 Draco が呼ばれて来ます。 ●p.371 Greyback は Harry をシャンデリアの真下に突き出しました。 暖炉の向こうの鏡に映った Harry の顔は、腫れ上がっていて、自分でも自分には見えません。 Draco も良く分からない、と答えます。 Lucius Malfoy は、もっと近づいて良く見ろと興奮しています。もしPotter を差し出せばすべて許される・・・と。 Greyback が、捕まえたのが誰だかお忘れではないでしょうね、と釘を差します。 ●p.372 そっくりな顔の父子ですが、Draco の方は気が進まず怯えてさえいる様子です。 Narcissa が、間違いなく Potter だと確かめてから闇の帝王を召喚すべきだと言います。 Harry の杖だと Greyback たちが言う杖も、Ollivander の作ではなさそうだし。 Hermione の方は、Draco による首実検で、多分そうだ、と。 Ron の方も、Draco によって、そうに違いないと。 Bellatrix Lestrange が部屋に入ってきました。 ●p.373 Granger と Potter だと聞いて、すぐに闇の帝王を召喚しようとする Bellatrix。 それを阻止した Lucius。闇の帝王を召喚するのは自分の権利だと。 二人でしばらく功名争いです。 そこへ Greyback も割り込みます。Greyback は功名ではなく賞金目当て。 賞金などくれてやる、と Bellatrix。 と、急に Bellatrix は言葉を中断、凍り付きます。その隙に、Lucius が闇の帝王を召喚しようとすると、大声で、やめろ、と半狂乱に。いま闇の帝王が来たら、全員罰せられるだろう、と言い始めます。 剣をよこせ、と Bellatrix。断った Snatcher に Bellatrix は失神呪文を発射。 Snatcher たちは怒って、Scabior は杖を抜きました ●p.374 Bellatrix は失神呪文を連発。 Bellatrix は無敵です。Greyback 以外は全員失神。 Greyback も服従呪文を浴びているのか、口以外は自由がきかないようです。 剣をどこから手に入れたのか、聞き出す Bellatrix。 Draco に、失神している連中をつまみ出せと命じる Bellatrix。 Draco にそんな口きくな、と、Narcissa が抗議しますが、そんな場合じゃない、事態は深刻、と Bellatrix。 Bellatrixは、どうするか決めるまで、囚われ人達を地下室に放り込むことにしました。 (Bellatrix は何に怯えているのでしょうね?) 第23その2へ続きます。 2008.08.06 Wednesday
ついについに、探し求めていた丼ぷりんに接近遭遇
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