2024.01.03 Wednesday
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森の日溜り猫溜り日溜りでまどろむ猫の夢うつつ
since 2006/10/31 ↓シリーズものの目次を作りました 2008.07.27 Sunday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第22章、メモ(2/2)
続きです。 (前半へ戻る) ●p.352 もしそうだとしても、先に Dumbledore に言われたように Horcrux を取り除かなくちゃ。とRon。 それで議論はお終いと、Hermione は最初の見張りに出ていきました。 Harry はこの考えに取り憑かれて眠れません。 しかし「I open at the close」(私は終りに開く=仮訳)はどういう意味でしょう? なぜ、今得られないのでしょう。得られたら Dumbledore に直接聞けるのに。 Perseltongue (蛇語)まで使ってみましたが、スニッチは開きませんでした。 Voldemort はどこで杖を探しているのだろう。また考えを共有できればいいのに。 Xenophilius が Hermione に言った「limited.Narrow.Close-minded.」(器が小さく偏狭で閉鎖的)ってのは当たってるよなと思います。 明け方頃になって、ようやく Luna のことを思い出しました。アズカバンの牢屋でディメンターに囲まれているのかも知れない。 でも、アズカバンから救い出すのはさすがにできないし。そもそも blackthorn の杖で守護霊が出せるか試してみなくては。 ●p.353 そして再び Elder Wand への渇望が始まりました。 翌朝、テントをたたみ豪雨の中出発。 1週間大雨が続きました。 Hermione が全く信じず、Ron がずっと疑っていても、Harry の死の秘宝への思いは消えません。 二人とは心が離れてしまった気がします。 あの謎の銀の牝鹿のこともどうでも良くなってます。 ●p.354 Voldemort と共有するビジョンは、今やぼやけてはっきりしません。 頭蓋骨のようなものと、なにか山の輪郭のようなものがぼんやりと見えるだけです。 Harry が物思いに耽っている一方で、Ron は張り切っています。 行動計画を立てなきゃ。どこを探すべきかもう一回リストアップしてみよう。 あっちへ行ってみよう、こっちを探してみようと、あちこち出かけると、Snatchers の姿に出くわすこともしばしばです。 連中の中には、死喰い人よりタチの悪いのもいる。とRon。 ●p.355 「Potterwatch」というのは、ラジオの番組。Ron が何とか聞こうとしている。これだけが 例のあの人側で無い局。 Ron は毎晩、なんとかその番組を聞こうとラジオに取り組んでいます。 何とかパスワードを見つけようと頑張っている Ron ですが、3月が来ても幸運の女神は微笑みません。 Harry が見張りをしているとき、中で Ron が叫びました。 ついにパスワードが分かった。「Albus」だった。来て!Harry。 死の秘宝に取り憑かれて以来、初めて目が覚めた感じの Harry。 ラジオ番組のセリフがずっと書かれてます。 死喰い人の手入れがあってしばらく放送できなかった旨。 アナウンサーの声は、Lee Jordan です。 今日はゲストが二人。 ●p.356 River という名で呼ばれているのが、司会している Lee。 死んだ人の名が紹介されます。 Ted Tonks と Dirk Cresswell。Gornuk という名のゴブリン。その3人と一緒に逃亡中だったもう一人のゴブリンと Dean Thomas は多分いまだに逃亡中。 マグル殺しも始まっている。 マグル達はガス漏れ事故としているが、実際は死の呪文によるもの。 Bathilda Bagshot も死んでいるのが発見された。死語数カ月。間違いなく闇の魔術による損傷があった。 しばらく黙祷。 ●p.357 ゲストの一人は Royal。これは Kingsley 。 自分たちの危険を顧みずマグルの友人を救おうとしている魔法族の話を聞いている。 自分たちの住んでいるとおりのマグルの住居に守護の魔法を掛けておくなどの呼掛け。 魔法族優先という考えはそのまま純血優先、死喰い人優先に繋がる。 もう一人は、Romulus。これは Lupin。 Harry Potter はまだ生きていると思うかの質問に、死んでいるならその事実を死喰い人達が隠すわけがないと。 ●p.358 Lupin への感謝の念と恥ずかしい思いの Harry。あんなこと言ったけど許してくれているのか? そして、Harry への呼掛け。直感に従え、それがいつも良くてほとんど常に正しい。 The Quibbler の元編集長 Xenophilius Lovegood など Harry Potter の強力な支持者だった数人が、投獄された。 ほんの数時間前、Rubeus Hagrid が危うく難を逃れて逃走中。「Harry Potter を応援する会」を開いていたと噂されている。 ●p.359 そしてされにゲストがいました。Rodent と呼ばれて、いや Rapier だと訂正したのが、Fred(多分)。 例のあの人のことを Chief Death Eater (死喰い人の親玉)と呼んでいるようです。 陰に潜むという例のあの人の作戦はちょっとしたパニックを生み出している。彼を目撃したという情報が全部本当なら、例のあの人が19人ばかし駆け回っていなきゃならない計算になる。 落ち着くように呼掛けています。例のあの人は一睨みで人を殺せるという噂があるが、それはバジリスク。(それに関してギャグを噛ませて、Harry はこれまでの何週間もの間で初めて笑った気がした。) 例のあの人は外国に行っているという噂については? ●p.360 外国にいるように騙して油断させるつもりかも知れない。 (またここでギャグを噛ませています) 放送は終り。次の放送がいつになるかは未定。次のパスワードは「Mad-Eye」 3人とも笑顔でした。聞き慣れた懐かしい声を聞くのは何よりも元気の出る元でした。 Harry はずっと隔離された生活をしてきたので、ほかの人々も Voldemort に対して抵抗しているということをほとんど忘れかけていたのでした。 でも Fred が言ったのを聞いた? 彼は外国にいるんだ。まだ杖を探しているんだ。僕は知っていた。 そして調子づいて Voldemort は、Elder Wand を探しているんだ! と例のあの人の名前を言ってしまいました。Volまで言ったところで、どちらかが止めたのですが、そのまま言っちゃいました。 言っちゃ駄目だってば、と Ron が言っても手遅れ。外で大きな姿現わしの音が。 もう一度保護魔法を張らなくては。 しかし、Ron は突然黙ります。理由は Harry にも分かりました。 ●p.361 Sneakoscope が光って回り始めています。話し声がどんどん近づいています。荒々しい興奮した声です。Ron は Deluminator で灯りを消しました。 「手を挙げて出てこい!」 22章、終りです〜。 やっとの事で危機脱出。それから頭の中はしばらく死の秘宝と、これまでの謎解きがピシパシとかなりの部分で。そして、Potterwatch という支援ラジオ局の番組を訊くことができて、ようやく気分も上昇。と思いきや〜〜 Snatchers でしょうか。今度は逃げ切れるのでしょうか。風雲急。 23章へ突入だぁぁぁ〜! (この章の前半へ戻る) (第21章の先頭へ戻る) (目次へ) (第23章の先頭へ) 2008.07.27 Sunday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第22章、メモ(1/2)
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER TWENTY-TWO --- The Deathly Hallows (p.344 - p.361) (2008.7.20 - 2008.7.23) さて、この章は、本のタイトルそのものが章の名前に出ています。死の秘宝。 とすると、この巻で最重要な章なのでしょうか? さあ、読んでみましょう。 ●p.344 姿現わしの後 Harry が気がついたときには、Hermione が円を描きながら守護魔法を掛けているところでした。Ron は(Xenophilius のことを)盛大に罵りながら透明マントを Harry に放りました。 Hermione が言っていたように居間に飾ってあったのは Erumpent horn だったので大爆発して彼の家を吹き飛ばしてしまいました。死喰い人達が Xenophilius を殺してしまわないよう、彼が本当のことをいっていたという証拠を見せるために、姿くらましをする前にチラリと Harry の姿を死喰い人達に見せ、Ron を透明マントで見えなくしたのは、彼が、家で黒斑病で寝ていることになっているため。Ron の姿を見せてしまうと Ron の家族に危害が加えられるかも知れない。 誉める二人ににっこりする Hermione ですが、すぐ真面目な顔に戻って、Luna については? ●p.345 もし生きているなら、という Ron の言い方に噛みつく Hermione。 一通り話し合ってから、テントを立てて入ります。あのかろうじての脱出の後では、冷たくかびくさい古い場所(テントの中)でさえ何と安全で安らぐことでしょうか。 Godric's Hollow 行きの二の舞で、全く無駄足だった、と Hermione。 Xenophilius は、死の秘宝のことを全く信じておらず、ただ3人の足を引き留めるためにそんな話をしたのでは?、と Hermione 。 ああいう状況では、まったくの作り話をする余裕なんて無い、引き留めるためだとしても本当に信じていることを話したと思う、と Ronは、自分が Snatcher に捕まったときの体験をもとに話します。 Hermione はいずれにせよ、死の秘宝のことを信じません。 Ron が反論を試みます。 ●p.346 3人で再びアルナイ論争。 透明マントはあるけれど、死から逃れられるというわけではない。 負けない杖。 甦り石。Hermione は、死者を呼び戻すということに恐怖を感じているようです。 Godric's Hollow の Peverell の話題に変える Harry。Hermione が知る限りでは、有名人ではなく、Kreacher から借りた 「Nature's Nobility: A Wizarding Genealogy」にしか出てこない。 ●p.347 その本は、既に血筋が途絶えた純血の家系をリストアップした本。 Perverell 家は、明らかに、早くに断絶してしまった家系。 名前が途絶えてしまったのは、子孫が居なかったからか、別の名前で呼ばれているか。 その時、Harry の頭に、Peverell の名前で何か引っ掛かっていた、それが閃きました。 「Marvolo Gaunt!」 例のあの人の祖父。Pensieve (憂いの篩)で、Dumboledore と! と叫びまくりの Harry。 Marvolo Gaunt は、自分たちは Peverells の血筋だと言った。 Horcrux になった指輪は、Peverell の紋章がついている、とMarvolo Gaunt は言っていた。 Harry は、その紋章はよく見えなくて、引っ掻き傷のようなものが見えた。 それって、死の秘宝のマーク?! ●p.348 それを、無学の Marvolo Gaunt は、Perverell の紋章と思った可能性が高い。 あの指輪の宝石は、甦り石?? あの童話にすべてを当てはめようとしている、と Hermione 。自然にあてはまっちゃっているんだと Harry。 Harry の頭の中を考えが駈けめぐります。 3つの秘宝、所持者は死の主となる、「最後に打ち砕くべき敵は死」(墓碑銘)。片方が生きている限りもう片方は生きられぬ(予言) これが答か? 死の秘宝 対 Horcrux。生き残ることを確実にする方法はあるのか?もし、死の主だったら、生き残れる? Hermione が話しかけますが、Harry には聞こえません。 透明マントを取り出して考えに耽っています。 ●p.349 透明マントは、Xenophilius が言った「本物の透明マント」そのものだ。 両親が死んだとき、Dumbledore が透明マントを借りていた。それが3番目の死の秘宝と思って調べたがったのだ。Ignotus Peverell は Godric's Hollow に埋葬されていた。彼は、僕の先祖だ! それですべての意味が通る。 Lily の手紙をポーチから取り出して、読んで!と Hermione に渡しました。 Dumbledore は、透明になる魔法を完璧に使えるのに、なぜ透明マントを求めたのか? 手紙を出したとき、スニッチが落ち、それを拾ったときにまた閃きました。 甦り石は、このスニッチの中だ!! Harry にとっては、すべて明白、すべてのピースがぴったりハマった。 スニッチの開け方が分かれば、第2の秘宝も手中にできる。残りは Elder Wand だ。 急に Harry の希望と幸福が消えた。 ●p.350 それが、Voldemort が追い求めているものだ。 例のあの人は、Elder Wand を探しているんだ。 他の二人は、全然信じてません。Harry は確信しています。それまでテント内を無意識にウロウロしていたHarry ですが、無意識‥との外へ出てウロウロします。 色々考えていますが、結局 Voldemort はマグルの孤児院で育ったから、死の秘宝の話は知らず、単に強力な杖ということで Elder Wand を追っているのだろう、という結論。 そこまで考えて、テントへ戻ると、二人は元の状態、Hermione はまだ Lily の手紙を持ったままです。自分はこんなに遠くまで進んだのに。 ●p.351 Harry は説明を試みます。これですべて説明がつく。死の秘宝は実在し、自分は一つ、多分二つ持っている。例のあの人は3つ目を追いかけている。単に強い杖ということで。 Hermione が遮って否定します。 間違っているんだと説得しようとする Hermione。色々言うけど Harry は反論。 Dumbledore は明確に、Horcrux を壊すように言った。脇道に逸れるわけにはいかない。 Harry はほとんど聞いてません。 Ron に、信じられないかと尋ねる Harry。 (この章の後半へ進む) (第21章の先頭へ戻る) (目次へ) (第23章の先頭へ) 2008.07.23 Wednesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第21章、メモ(2/2)
第21章続きです。 ●p.336 Xenophilius が、台所に降りていき、3人が話し合います。 Hermione は、馬鹿馬鹿しい、時間の無駄だったと。 Ron もこの話は子供向けの単なる教訓話、と。迷信の一つに、Elder Wand は、縁起が悪いと考えられているそうな。 これは教訓話。どれが最高の贈り物か明白、何を選ぶか――と Hermione 。 Hermione は、マント、Ron は、杖、Harry は、石、を選ぶと言ってお互い半分驚き、半分面白がり。 3人でそのことについての言い合い?がしばらく。 ●p.337 3人の話し合いが続きます。まず杖のこと。次の石のこと。 ●p.338 石の話の続き。 Xenophilius が下の台所で料理している臭いが強くなってきます。食べられるものなのか怪しい臭いのようです。 マントのこと。 Harry が持っている透明マントは、Xenophilius の言った、本物の第3の秘宝の特徴にぴったり一致します。 話ながら、Harry は階段の上の階の天井に描いてある絵に気がつきました。Harry は、3階へ上ってしまいます。Hermione が礼儀に反すると注意していますけど。 そこはLuna の寝室で、Harry、Ron、Hermione、Ginny、Neville の顔が描いてありました。 ●p.339 細い金色の鎖のように見えていたのは、friends と繰り返し金色のインクで描かれていたのでした。 Lunaにそっくりな女性とLunaの写真もありました。 写真は埃をかぶっており、Harry は変に思います。 薄い青いカーペットもやはり埃をかぶっています。衣装ダンスには衣類がありません。扉も少し開いたままです。ベッドはここ何週間も使われていない感じです。窓には蜘蛛の巣が張っています。 降りてきた Harry に Hermione がどうしたの?と尋ねますが、同時に Xenophilius が料理を抱えて上がってきました。 Luna はどこか、と問いただす Harry。相変わらず下に釣りに行っているという Xenophilius 。 ここ何週間かいないみたいだけど、とさっき見つけた証拠を突きつける Harry。 Xenophilius は動揺し、持っていた料理を落とします。3人は杖を抜きます。 Xenophilius は、手を半分ポケットに入れようとしたまま固まります。印刷機だけが音を立てています。 印刷機が大きな音を立てて大量の Quibbler がテーブルクロスの下から流れ出してきました。最後に機械が止まりました。 ●p.340 Hermione が Quibbler を拾い上げ、Harry に見せます。一面に、Undesirable Number One という文字と共に Harry の写真が載っています。 外へ出たのは、魔法省へフクロウ便を送るため?と問い詰める Harry。 Xenophilius が白状したところに依ると Quibbler の記事のために、Luna が連れ去られ、どこでどうなってるか分からないが、Harry を引き渡したら返してやる、と言われてるとか。 Luna を救うために、Harry 達を立ち去らせまいとする Xenophilius 。 窓の外を箒が通りました。3人がそちらに気を取られた隙に、Xenophilius が杖を抜きました。 Harry が Ron と Hermione に飛びついて Xenophilius の失神呪文をよけ、その呪文は、Erumpent Horn に当たりました。 大爆発!!! 部屋をバラバラにするかのような大音響。破片が飛び散り降り注ぎ、もうもうと煙が舞い上がります。 Harry はぶっ飛ばされ、床にたたきつけられます。 ●p.341 破片が降り注ぎ何も見えません。Hermione が叫び、Ron が叫び、嫌な金属音が聞こえ、Harry は、Xenophilius が吹き飛ばされて階段を落下したのだと知ります。 Harry は瓦礫に埋り、埃で息もできないし何も見えません。 天井も半分落ち、Luna のベッドが落ちかかっています。 1回のドアが破壊されて開きました。 死喰い人達が来たようです。Xenophilius と死喰い人達の会話によると、Xenophilius は、何度も彼らを(彼らから見るとくだらない用件で)呼び出していたようで、信用ゼロのようです。上にPotterが居ると言っても信じてもらえません。呼びつけて吹き飛ばそうとしたと思われているようで、Xenophilius は拷問をうけてるのか、叫び声が時々聞こえます。 死喰い人の一人の名前は Selwyn。 ●p.342 何度も Potter が上に居ると言う Xenophilius に、死喰い人が「Homenum revelio」と唱えます。Hermione が息を飲むのが聞こえました。 誰かが上に居るのは確かだ、と Selwyn に言う声。 上に行って Potter を連れてこい、と死喰い人。 Xenophilius は、瓦礫で埋った階段を片付けて昇ってこようとします。 何とか、埋った瓦礫から抜け出して、Ron の足を挟んでいる重いタンスをテコで動かし、Hermione は Hover Charmで Ron を助け出します。 階段の上を塞いでいる印刷機械が揺れ始めています。Xenophilius はすぐそこまで来ています。 私を信じて、と Hermione 。Harry が頷くと、透明マントを Ron にかぶせ、Ron には肩を掴ませ、Harry には手を握らせて、Hermione は待ちます。 ●p.343 ついに Xenophilius の紙のように白い顔がサイドボードの上に現われました。 「Obliviate!」とまず彼の顔に杖を向けて叫び、次に彼らの前の床に向かって「Deprimo!」 Hermione は、2階の居間の床に穴を開けたのでした。下にいる2人の死喰い人に向かってたくさんのものが落ちます。家の壊れる大きな音の中、姿くらまし! 第21章終わりました。 また一つ謎が解け・・・解けたと言えるのかな?少なくとも、巻のタイトルともなっている死の秘宝の意味は分かりました。 が、Luna が人質になっていて、Xenophilius は、Harry たちを死喰い人に売ろうとする。Voldemort の支配する世界の恐ろしさが、目の前に現実となってどんどん現われてきています。 今回は比較的余裕で(?)逃走。 しかし、まだ次の Horcrux への手掛かりもつかめていない現状です。残りの章で急展開するのでしょうね。 今日、日本語訳出版!! でも、読まずにもう少し原著に挑戦してみますp(^^)qファイト 第21章その1へ 第20章の先頭へ 目次へ 第22章へ 2008.07.23 Wednesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第21章、メモ(1/2)
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER TWENTY-ONE --- The Tale of the Three Brothers (p.329 - p.343) (2008.7.17 - 2008.7.20) タイトルは、3人の兄弟のお話。マグル界の人々は知らない魔法界の童話です。 ●p.329 Harry は、Ron と Hermione を見ましたが、二人とも Xenophilius の言っていることが分らないようでした。 「死の秘宝?」 Xenophilius の説明が続きます。魔法使いの中でも信じている人はほんのわずか。あのシンボルの用途の一つは、信じている者同志が、他の探求者と協力する意思を示すために使う。 Harry は、カップから一口すすり、危うく吐き出すところでした。百味ビーンズの耳くそ味をジュースにしたような味でした。 Hermione が、死の秘宝ってなんですか?と尋ねます。 みんな「The Tale of the Three Brothers」の話はよく知っているだろ?」と Xenophilius 。 ●p.330 Harry は「いいえ」と答え、後の二人は「はい」と答えました。 すべては、この物語から始まる、どこかに1冊あったはずだが・・・とXenophilius は部屋を見回します。 Hermione が、自分の持っている本を出しました。 Xenophilius は、Hermione に、その物語を音読するように言います。 以後2ページにわたってまるごとそのお話が書いてあります。 3人の魔法使いの兄弟が旅をしていて、川に着きました。歩いてわたることもできず泳ぐのも危険な川ですが、魔法で橋を架けてわたります。 半分まで渡ったところで、フードを被った者に遮られます。 そして「Death」が彼らに言いました。 ●p.331 旅人は普通、川で溺れるのに、犠牲を免れた彼らに対し Death は怒っていました。しかし、Death は狡猾なので、3人にこう言いました。 魔法での勝利を褒め称え、3人にそれぞれ贈り物をすると言いました。 1番上の兄は、好戦的だったので、最強の杖を、どんな決闘にも負けない杖を求めました。 Death は、川岸の elder(ニワトコの木)の枝から杖を作って与えました。 2番目の兄は、傲慢な男でしたが、Death をさらに屈辱を与えるために、死から人を呼び戻す力を求めました。Death は川岸から石を取って2番目の兄に与えました。 3番目、一番下の弟は、3人の中で一番謙虚で賢く、Death の言うことを信じませんでした。Death の追跡を逃れて先へ進めるための物を求めました。Death は渋々 彼の持っている Cloak of Invisibility(透明マント)を与えました。 Harry の質問と Ron の答によると、その透明マントのおかげで、Death は誰にも知られずに近づくことができたのです。 3人はやがてそれぞれ別の道に分かれました。 長男は、遠い村に着き、昔喧嘩した仲間に逢い、決闘で彼を倒しました。宿屋で大きな声で、Death から奪った強力な杖について自慢しました。 ●p.332 その夜、ワインで酔いつぶれた長男からある魔法使いがその杖を奪い、ついでに長男の喉を切り裂いていきました。 次男は、家に帰り、若くして死んだ結婚しようと思っていた恋人を死から呼び戻しました。しかし彼女は、ベールのようなもので彼から隔離されていて、哀しみに満ち冷たいままでした。本当にはこの世に戻ってきてはおらず苦しみ続けていました。次男は気が狂い希望を失い、自殺しました。 Death は三男を見つけることができず、かなり長生きした後で、マントを脱ぎ、喜んで人生を閉じたのでした。 Xenophilius は先ほどから窓の外を気にしていて、Hermione が読み終わったのにしばらく気がつきませんでした。 それらが死の秘宝だよ。 The Elder Wand と言いながら真っ直ぐの垂直な線を引き、The Resurrection Stone(甦り石)と言いながら線の上に丸を書き加え、The Cloak of Invixibility(透明マント)と言いながら線と丸を三角で囲みました。合わせて死の秘宝だ。 でも、物語の中に死の秘宝という言葉はありませんでした、とHermione 。 ●p.333 ああ、童話だからね、伝えることよりも楽しみのために話される。しかし、死の秘宝のことを知っている我々は、この古の物語が3つの秘宝のことについて言っていることを知っている。これらを一つに集めると所有者は死の支配者になるだろう。 Xenophilius はまたチラリと窓の外を見た。 Luna はたくさん Plimpies (p.326でも出ていました。Luna が釣ろうとしているという魚の名前ですね)を捕まえたに違いない。と Xenophilius 。 Ron が 死の支配者 (Master of Death) と言いましたか?と尋ねると、Conqueror(征服者)、Vanquisher(勝利者)、どれでも好きな言葉でどうぞ、とXenophilius 。 Hermione が、この秘宝が実際に存在すると信じてらっしゃるのですか?と尋ねます。 Xenophilius と Hermione との間で、存在する・しないの論争が少し。その中で Xenophilius は、Hermione のことを not unintelligent,but painfully limited.Narrow.Close-minded. と評します。(馬鹿じゃないが痛ましいくらい器が小さく偏狭で閉鎖的) 透明マントってのがあるのは知ってますがと言うHermione の言葉に、Xenophilius は、3番目の秘宝は、本物の透明マントであって、魔法を掛けた旅行マントじゃないんだよ、みたいなことを言います。 そういうのは、初めこそ見えなくさせるがだんだん効果が薄れる。本物は、来た人を完全に見えなくし、効力は永遠に続き、どんな魔法や呪文でもできないものなんだよ。そんなマントを幾つ見たことがあるって? と Xenophilius 。 ●p.334 Hermione は、ますます困惑しています。3人はお互いにチラリと目を見交わしました。そのものずばりが今ここにあるんだけど・・・。 Hermione は、Resurrection Stone のことに話を向けます。 しばらくアルナイ論争。 杖も。そちらは存在するというたくさんの証拠もあるというのです。 ずっと代々の所持者の名前が分かっているらしいです。 ●p.335 魔法界史に何ページにも渡って記載されているそうな。 しかし、今は行方不明。 Hermione が、Peverell 家の関与を聞きます。Harry は Peverell という名前ついて、何か引っ掛かります。 探求者の多くは Peverell 家が大いに関係していると考えている。 Ron がそれって誰?と聞きます。Godric's Hollow の墓地でマークがあった墓石に書いてあった名前。と Hermione 。Ignotus Peverell。 墓石のマークが証拠だ。 何の証拠?とRon。 物語の3人の兄弟というのは実際Peverell 家の3人兄弟なのだ。Antioch, Cadmus, Ignotus。その3人が元々の秘宝の持ち主。 Xenophilius は時々窓の外をチラチラ見ていましたが、3人に夕食を勧めます。Freshwater Plimpy のスープの料理を皆いつも希望する、と。 第21章その2へ 第20章の先頭へ 目次へ 第22章へ 2008.07.22 Tuesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第20章、メモ(2/2)
第20章の続きです。 ●p.321 2対1では Harry に分が悪いです。多数決で押しきられてしまいました。 彼の家は、正確には知らないけれど大体なら分かると Ron。Ron の家からそう遠くはないそうです。 翌朝 Ottery St Catchpole の村がよく見える丘に姿現わししました。 3人はしばらく、Burrow(隠れ穴=Ronの家)のある方を眺めますが、マグルの目をごまかすための垣根や果樹園に阻まれて見えません。 ●p.322 Hermione が、少し前まであそこにいたんでしょ?と冷たい声で言うと、Ron は違うと言います。Bill と Fleur の新居に転がり込んでいたようです。 透明マントで隠れて2〜3時間丘を登りましたが、どうも Lovegood 家はこの丘にはなさそうです。 次の丘へ移動すると、丘の上に奇妙な建物が建っています。 大きな円筒形に見えます。Ron は、(チェスのコマの)rook そっくりだと言い、Hermione は、鳥には見えないと言います(rook=ミヤマガラスの意味もある) ●p.323 いってみるとやっぱり Lovegood 家でした。 ドアをノックすると、汚れた寝間着を着た Xenophilius Lovegood 氏が裸足で出てきました。 髪もぼさぼさです。Bill と Fleur の結婚式の時にはよほどおめかししていたのだと言えるでしょう。 彼は、いったい何だね?君たちは誰だい?何が目的だ?と高い気難しい声でいいました。 Hermione を見て、Ron を見て、それから Harry を見て、口が'O'の形に開いたままになりました。 Harry は挨拶し、握手の手を出しましたが、Xenophilius は、手を取りませんでした。 ●p.324 が、目は素早くHarry の額の傷を見ました。 Xenophilius の様子は何か変です。Harry の訪問をあまり歓迎していないようです。 中に入ると、そこは奇妙な台所でした。 しばらく室内の様子の描写が続きます。(省略) 2階ではどたんばたん大きな音がしています。 螺旋階段を昇って2階に通されました。居間と仕事場とが一緒になったような丸い部屋でした。 本やら書類やらの山だらけです。 天上からも羽ばたいて顎をパチンと閉じる生き物の模型(複数)が吊るされています。 ●p.325 大きな音を立てていたのは、Quibblers を印刷中の機械でした。 Xenophilius は、大きなテーブルクロスをそれに掛けて覆い隠しました。音も多少こもって小さくなりました。 Hermione が驚いて指さすそこには、大きな灰色の螺旋状の角がありました。壁に飾ってありました。Crumple-Horned Snorkack だと、Xenophilius は言いますが、Hermione は、Erumpent の角だと言います。取引制限Bクラスで、家の中に持ち込むなんて極めて危険、わずかな接触でも爆発すると言います。 Xenophilius は、Crumple-Horned Snorkack の角だと言い張ります。 ●p.326 用件を聞く Xenophilius 。やはりなんだか様子が変です。非協力的です。 Luna の所在を尋ねる Harry。Luna は、川へ降りて、Freshwater Plimpies を取りに行っている、と答える Xenophilius 。 彼女を呼んでくる、といったん外へ出る Xenophilius。 ●p.327 待ってる間、室内を見ると、石造りの胸像があり、ひどく奇妙な外見の髪飾りをつけています。 Xenophilius は、紅茶カップと紅茶ポットを持ってきました。 Harry が胸像を見ているのをみて、いきなり自慢を始めました。 自慢が一通り終わると、Gurdyroots 茶を振舞います。 ●p.328 Luna もじき戻ってくると言います。 ようやく椅子に腰掛け、Harry の要求を聞きます。 あの結婚式の時の衣装のマークについて Harry が尋ねます。 Deathly Hallows(死の秘宝)の印のことかね?と、Xenophilius 。 20章終わりました。 ようやく、この本のタイトル、Deathly Hallows が出てきました。 説明は次章ですね。 (第20章の前半へ) (第21章へ) (目次へ) 2008.07.22 Tuesday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第20章、メモ(1/2)
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER TWENTY --- Xenophilius Lovegood (p.315 - p.328) (2008.7.6 - 2008.7.17) さて、タイトルは人名です。ビルとフラーの結婚式に来ていました。ルーナの父親です。いったいどういう絡みになるのでしょう? では読んでみましょう(^o^)ノ ●p.315 翌朝も Hermione の機嫌は直っていません。 ロケットを破壊できたことに元気づけられて、3人は次の Horcrux がありそうな場所を話し合います。同じことは散々話し合ってきたのですが、今はより楽観的になっています。 Harry と Ron とは、Ron が居なかった間に起こったことの情報交換をしています。 ●p.316 Ron によると、例のあの人の名前には魔法が掛けられていて、その名を唱えると守護の魔法が解けてしまうのだそうです。Tottenham Court Road で、死喰い人にすぐ居所が知れたのは、そのせいだとか。 不死鳥の騎士団のメンバーを見つける早くて簡単な方法で、Kingsley ももう少しで捕まるところだった。追い詰められたけど何とか逃げて現在逃走中(情報源は Bill) その Kingsley があの守護霊を送ったのでは? しかし、Kingsley の守護霊は、オオヤマネコでした。Hermione は、Dumbledore の仕業では?と言います。 ●p.317 Dumbledore がどこかからか見守ってくれているという考えはとても安らぐのですが、Harry は、彼は死んだんだし、守護霊は不死鳥だった、と否定します。 しばらく、Dumbledore が見守っているのでは?という話題を Ron が続けています。Harry は一貫して否定。 Deluminator を Ron に渡したということは、彼は、Ron が立ち去ることを知っていたに違いない、と Ron が言うと、Harry は、違うよ、彼は、Ron がいつも戻ってきたいと思うということを知っていたに違いないんだ、と優しく訂正。 Ron に寄れば、Skeeter が Dumbledore について書いたことについては、色々と噂に上っているようです。Ron はまともに取り合ってはなさそうですが。 ●p.318 そんな話をしながら、Harry は、蜘蛛を大きくする呪文を唱えています。Ron が蜘蛛を嫌いなのを忘れていました。Ron からもらいうけた新しい杖を試しているのです。どうもイマイチ馴染みません。 夜、Harry は杖を使う練習、Hermione は、読書、そして Ron はラジオを取り出して選局を始めます。 ●p.319 本当のことを流しているのはこの局だけなんだ。ほかのは全部例のあの人と魔法省側。いつも移動している局で受信にはパスワードが必要だが、 Ron はそれを忘れてしまってます。 10分間くらい、Hermione は寝棚で読書、Harry は杖の練習、Ron はパスワードを唱えては杖でラジオを叩く、という状況。 とうとう Hermione が降りてきました。読書の邪魔になるんだったらやめるけどという Ron を完全に無視して、Harry に、Xenophioius Lovegood に会いに行きたい、と言い出しました。 何で?というHarry にため息の Hermione。しかし、元気を出して説明を始めます。『Beedle tha Bard』に有った例のマークが『The Life and Lies of Albus Dumbledore』にも出てきたというのです。あの、Dumbledore が Grindelwald 宛てに書いた手紙のところです。 ●p.320 署名を見て、と Hermione。 初めは何のことだか分かりませんでしたが、良く見ると、Albus の A があのマークを小型化したものになっています。 Viktor がそれを Grindelwald のマークだと言ったけれど、Godric's Hollow の古い墓にもあったし、それは、Grindelwald が現われる遥か以前のものだった。 Dumbledore や Grindelwald にそれは何の意味ですかと聞くわけにはいかないので、(Grindelwald がまだ生きているのかどうかは知らないけれど)Mr Lovegood には訊くことができる。 しかし Harry はためらいます。Godric's Hollow の時の二の舞になりたくないのです。Hermione の意見に反対な Harry。しかしここで Ron が Hermione の味方をします。Hermione のご機嫌取りで味方しているのは見え見えです。 (第20章の続きへ) (第19章の先頭へ) (目次へ) 第21章へ 2008.07.16 Wednesday
不思議猫用語辞典
ねこおうせす[猫OS] 猫脳みそに搭載されている基本オペレーティングシステム。 低容量の猫脳みそ専用に高度にカスタマイズされ、軽量高速を誇る。 ファニーコンピューターの使用を前提とすることで、重ったるい論理的思考に頼らず、直感と霊感と反射神経とで素早く反応することを可能とした。 なお、外部モジュールを読み込むことによって、猫OS@分析モードを起動することができるようになっている。猫OS@分析モードでは、論理的思考やデータ分析を行なうことができる。 不思議猫用語辞典は、不思議猫の日記を読むときに役に立つ、不思議猫独自の言いまわしを収録していきます。(^o^) 2008.07.16 Wednesday
不思議猫用語辞典
ふぁにぃこんぴゅぅたぁ[ファニーコンピューター] 猫脳みそに搭載されている演算装置。 入力内容から論理的演算によって得ることができる結果とは似ても似つかぬ出力を得ることが可能な高性能演算装置。猫OSの軽量化に大いに役立っている模様である。 入力内容と出力内容との関連性を指摘することはできるが、思考経過を論理的に追跡することは不可能であるという点で、最強を誇っていたが、平成20年7月16日に、たぬきいたち脳みそに搭載されているファンタジーコンピューターに慎んで最強の座を譲った。 不思議猫用語辞典は、不思議猫の日記を読むときに役に立つ、不思議猫独自の言いまわしを収録していきます。(^o^) 2008.07.16 Wednesday
不思議猫用語辞典
ねこのうみそのきおくそうち[猫脳みその記憶装置] 猫脳みそに搭載されているメモリ。 長期記憶装置は、低容量低速であるため、記銘に当たっては、高圧縮性能を誇る不可逆圧縮アルゴリズムが施されている。そのため、想起した結果は記銘した内容とは多少異なる。また、想起と記銘とを繰り返すと、記憶内容がどんどんと変形していくという特徴がある。 短期記憶装置は高速であるがこれも低容量であり、たえずリフレッシュを要するダイナミックメモリである。3−3−3ルールが適応されており、記憶されて後、3秒、3分、3日でそれぞれ強制消去ルーチンが起動される。 不思議猫用語辞典は、不思議猫の日記を読むときに役に立つ、不思議猫独自の言いまわしを収録していきます。(^o^) |
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