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森の日溜り猫溜り日溜りでまどろむ猫の夢うつつ
since 2006/10/31 ↓シリーズものの目次を作りました 2008.02.29 Friday
【ネタバレ】ハリー・ポッター原著第7巻第15章、メモ
J.K.ROWLING HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS --- CHAPTER FIFTEEN --- The Goblin's Revenge (p.234 - p.254) (2008.1.6 - 2008.2.17) タイトルはゴブリンのリベンジ。ゴブリンは小鬼のこと。グリンゴッツ銀行にたくさんいました。リベンジは最近日本語でもカタカナ語で使うようになりましたが、雪辱とか復讐とか仕返しとか、そういう感じの言葉です。SONY のブルーレイ・ディスクの規格の勝利も、言ってみればビデオのβ規格敗北のリベンジでしょうか。 ●p.234 翌朝早く、Harry は、森で、古くて大きな木を探し、その根元に Mad-Eye Moody の目を埋め、目印として、杖で樹皮に小さな十字を刻みました。 同じ所に長くいない方がいいと意見が一致し、守護魔法を解き、誰かが居た痕跡を消してから、市(いち)の立つ小さな町のはずれに移動。 低木の茂みの蔭にテントを立て、Harry は透明マントを着て食料調達に行きます。が、ディメンターの霧に立ちすくみ、這々(ほうほう)の体で逃げ戻りました。 Harry が息を切らして、「吸魂鬼」とかろうじて言ったとき、Ron は、だって君は凄い守護霊を出せるだろう!と抗議しました。 ●p.235 二人の驚きと失望を見て、Harry は恥じ入りますが、自分の身を守れない状態で吸魂鬼を目の当たりにするのは悪夢のような体験でした。 Ron は食べ物がまた得られなかったことを大いに不満がります。 Harry は自信喪失してうなだれ、Ron は Harry を責め、Hermione が Harry を庇い、険悪な雰囲気に。 その時、突然 Hermione が思いつき、ロケットを渡すように Harry に言います。 ロケットが Harry の肌から離れた瞬間に、Harry は自由で奇妙な軽さを感じました。 難しかった文:line 4-8 {1}It had been a nightmarish experience, ({2}seeing the Dementors gliding out of the mist in the distance) and ({3}realising({4}, as the paralysing cold choked his lungs and a distant screaming filled his ears,) that he was not going to be able to protect himself). 文の骨格だけ書くと、 {1}It had been a nightmarish experience, ({2}and{3{4}}). となって、{2}以下は全て{1}を修飾しています。 {1}は、「「それ」は悪夢のような体験だった。」 「それ」を以下の修飾が説明しています。 一つは {2}seeing 以下。 そして and で並列されていて、もう一つは {3}realising 以下。で、{4}はさらに {3}を修飾するための挿入句ですので、まずすっ飛ばして考えます。 {2}seeing the Dementors gliding out of the mist in the distance 「遠くで霧の中から吸魂鬼が滑り降りてくるのが見えている状況で」、という感じの意味。 もう一つの修飾が、 {3}realising({4}=省略) that he was not going to be able to protect himself 「自分自身を守ることができないだろうということを分かりながら」、という感じの意味。 で、挿入句の{4}は、as the paralysing cold choked his lungs and a distant screaming filled his ears ここでは、cold は名詞です。「無力にする冷気が彼の肺を窒息させ、遠くの悲鳴が彼の耳を一杯にするとき」、(というかそういう状況下で) で、組み立てると、「遠くで霧の中から吸魂鬼が滑り降りてくるのが見えていて、肺は力を奪う冷気で一杯になり耳は遠くからの叫び声で一杯になっている中で自分自身を守ることができないだろうということが分かっているというのは、悪夢のような体験だった。」みたいな〜感じ。 難しかった文:line 8-11 It had taken all Harry's will power to uproot himself from the spot and run, leaving the eyeless Dementors to glide amongst the Muggles who might not be able to see them, but would assuredly feel the despair they cast wherever they went. これも、「,」以後はそれ以前の修飾なので、まず、「,」以前を見てみます。 It had taken all Harry's will power ……「「それ」はHarry の意思の力の全てを必要とした。」みたいな感じ。 「それ」というのは、to uproot himself from the spot and run。「彼自身をその場から立ち退のかせて走らせるには」、という感じ。 leaving 以下は、とりあえず the Muggles までで切れてて、who 以下は この the Muggles にかかっている装飾。 「目のない吸魂鬼たちがマグルの間を滑空するのをそのままにして」、みたいな感じ。 who 以下は、そのマグルたちについての説明で、「(そのマグルたちは)彼ら(吸魂鬼)を見ることはできないだろうが、吸魂鬼たちが行くとこへはどこでも彼らが撒き散らす絶望感を確かに感じるだろう」、ということ。 組み立てると、「吸魂鬼たちを見ることはできないが彼らが行く先々で撒き散らす絶望感は確かに感じるであろうマグルたちの間を目のない吸魂鬼たちが滑空するのをそのままにして、その場を立ち去り走って逃げるために、ハリーは意思の力を全てふり絞らなければならなかった。」みたいな〜感じ。すんごい悪文 ●p.236 Hermione は、Harry が Horcrux に支配されていなかったか尋ねますが、それはなかったようです。 身に付けないほうが良さそうですが、テントに置いておくのは Harry が強く反対したので、交替で長くは身に付けないようにすることにしました。 結局、その夜は、人里離れた農園の牧場で夜を過ごすことにし、そこで卵とパンを手に入れました。 お腹一杯になってようやく人心地付きました。満腹は元気の元で空腹はイライラと憂鬱の元だという事を3人は初めて体験したのでした。 気になった文:line 4 "Yeah,loads better!" 辞書の例文に“I feel loads better now”=「もうずいぶん気分が良くなりました」とありました。 「ああ、ずいぶん良くなったよ」 気になった文:line 30-31 ''Er-my-nee,'oo worry 'oo much. 'Elax!' =“Hermione ,don't worry too much. Relax!” ●p.237 3人のうちでは Harry が一番空腹に馴れていました。Hermione は良く耐えていましたが、少し気が短くなったり沈黙がやや気むずかしくなったりしました。空腹は Ron を聞き分けなく怒りっぽくさせました。特に、Horcrux を身に付ける順番が重なると、露骨に不機嫌になりました。 Ron は自分では何も考えず、食べ物が乏しいことで不機嫌に座っている間に、他の二人が何かアイデアを出すのを期待しているようで、Harry と Hermione が他の Horcrux がどこにあるのか、既に得た Horcrux はどうやって破壊するのか実りのない議論に何時間も費やしましたが、新たな情報がないので、同じことの繰り返しになりがちでした。 Dumbledore が Harry に Voldemort は Horcrux を彼にとって重要な場所に隠したと信じていると語ったため、彼らは、そういう場所を退屈な連祷の一種であるかのように暗唱し続けました。生まれ育った孤児院、ホグワーツ、卒後勤めていたボージン・アンド・バークス、放浪したアルバニア。 放浪前に既に5つ Horcrux を作っており、蛇が6つめなのは確かだと Dumbledore が言っていたので、アルバニアにはなさそう。ボージン・アンド・バークスにはそういう闇の魔法のものを隠そうとしてもボージンとバークスはその道の専門家だからすぐ見つかってしまうだろう。 ●p.238 Harry は ホグワーツに隠している可能性が有ると考えていますが、Hermione は否定的。こういう議論の間に、「Voldemort」 と二人が言いそうになるたびに、Ron がそれを途中で遮ります。 あからさまにあくびをしたりする Ron に対してこみ上げる怒りを Harry は一生懸命抑えています。 Hermione に理路整然と反論されて、ホグワーツにあるという仮説を取り下げます。 ほかに手掛かりがないので、ロンドンへ行き、透明マントに隠れて、Voldemort が育った孤児院を探しました。 ●p.239 Hermione が図書館に忍び込んで調べたところに依ると、その孤児院は何年も前に取り壊されていました。そこへ行ってみると高層ビルが建っていました。 Harry には最初から分かっていたことでしたが、Voldemort が孤児院に Horcrux を隠したはずはないのでした。 ほかに新しい考えも浮ばなかったので、地方を移動し続け、安全のため毎晩違う場所にテントを張ったのでした。 また Horcrux を交替で身に付け続けていました。Harry の傷はずっと痛み続けていましたが、Horcrux を付けている間は痛む頻度が高いことに気がつきました。 Harry が痛そうにすると、Ron は「何が見えている?」と聞きますが、答はいつも同じ、Gregorovitch から何かを盗んだ盗人の顔、でした。Ron は失望を隠そうともしませんでした。Ron が家族や不死鳥の騎士団員の消息を知りたがっていることを Harry は分かっていましたが、Harry は自分の知りたいことを見ることができるわけではないのでした。 ●p.240 明らかに Voldemort はあの盗人のことを考え続けていますが、彼については Harry と同じくらい何も知っていないようでした。 幾日が幾週となり、Ron と Hermione が二人だけでこっそり話し合っているのを Harry は気付くようになりました。 二人は Harry が秘密の計画を持っていると思って一緒に来たのじゃないか、Harry のリーダーシップの無さに失望し始めているのではないかと Harry は心配し始めました。 秋が深まり、自然の霧が吸魂鬼の霧に加わり、風と雨が困難に加わりました。孤立してしまっているので、Voldemort との戦いや世間がどうなっているのかさっぱり分からないままです。 気になった文:line 16-19 Harry could not help wondering whether they had only agreed to come on what now felt like a pointless and rambling journey because they thought he had some secret plan that they would learn in due course. Harry could not help wondering wheter 〜 「ハリーは 〜 なのではないだろうかと思わざるを得なかった。」 they had only agreed to come on what 〜 「彼ら(ハーマイオニーとロン)は〜 に来るのに同意しただけ。」この what 以下はとりあえず後回し。 because they thought 〜 「彼らが 〜 と思ったので。」 ここまでで、「ハリーは、二人が〜と思ったので〜に来るのに同意しただけなのではないだろうかと思わざるを得なかった。」 what 以下は、「いまや目的のない漫然としたもののように感じられる旅」 thought 以下は、「そのうち教えてもらえる秘密の計画をハリーが持っている と」。 “in due course”=「そのうちには、やがて」 組み立てると、「ハリーは、二人が、そのうち教えてもらえる秘密の計画をハリーが持っていると考えたから、いまや目的のない漫然としたもののように感じられる旅に付いてくることに同意しただけなのではないだろうかと思わざるを得なかった。」みたいな〜感じ。 ●p.241 Harry が捕まえ Hermione が苦心して料理した魚を食べながら、Ron のイライラしたちょっとした会話から口論になる様子が描かれています。 Ron と Hermione が言い争っているとき、Harry が突然強い口調で「黙れ」と言います。Harry が Ron の味方をしたと思って憤慨する Hermione に、Harry が意外なことを言います。「Hermione 静かにして。誰かが来る音が聞こえる」 耳をすませていると、また誰かの声がしました。隠れん防止器を見ましたが、動いていません。 「Muffliato 魔法は掛けたよね?」と確認。「全部やったわ」と Hermione。「私達を見たり聞いたりすることはできないはず」 ●p.242 Harry 達がテントを張っている狭い河原に向かって何人かが木の茂っている斜面を降りてくる音がします。3人は杖を抜いて待ちます。掛けてある魔法で、マグル達や普通の魔法使い達の目はくらますことができるはずですが。 男達は6メートル以内まで近づいていると Harry は見積もりましたが滝の音で今一つ良く分かりません。Hermione がビーズのバッグを引っかき回し始めました。そして、Extendable Ears(伸び耳)を取り出し Harry と Ron にも一つずつ投げ渡しました。 男が「Accio salmon!」で、川から鮭を獲ったようです。あと二人の声が聞こえましたが、英語ではなく、人間の言葉ですらないようです。 テントの反対側で火が燃え上がり、テントと火の間を大きな影がよぎりました。鮭の焼けるおいしそうな匂いが漂ってきました。かちゃかちゃと食器の音がして、最初の男が、「さあどうぞ、Griphook,Gornuk」と呼び掛けました。 Hermione が口の形だけで「Goblins!」(小鬼たち)と言い Harry が頷きました。 Goblin達は礼を英語でいい、それから、別の男の柔らかい心地よい声が「で3人はどのくらい長く逃亡生活をしているのかい?」と尋ねました。 ●p.243 なんとなく聞いたことのある声でした。 最初の男に、「Ted」と呼掛けています。Ted は Tonks の父親です。マグル生まれだったので、6〜7週前に逃亡、すぐにゴブリン達と次々に出会ったのでした。 そして、数日前、Dean に出会ったと言ってます。グリフィンドール寮の Dean Thomas です。小さい頃父親が亡くなり、父親が魔法使いである証明ができないということでした。 尋ねていた男は、Ted から Dirk と呼ばれています。Dirk は捕らえられて Azkaban に送られる途中に逃亡したのでした。 Ted は、Goblin 達に事情を尋ねます。 Goblin 達は 自分たちの種族が Voldemort に付いたというわけではないと言っています。 ●p.244 Goblin 達の話は今一つ良く分かりません。 Goblin 達は、それぞれ別々に、それぞれ要求されたことに腹を立ててそれを拒み、逃げ出したようです。Gringots 銀行はもはや Goblin 達の支配下にはないようです。Griphook は、逃げ出す前に、復讐をしてきたというのです。Dean も Ted も意味が分からないのですが、Goblin 達は、Severus Snape も同様に、そのことを知らない、と笑います。 テントの中で一心に聞き耳を立てる Harry と Hermione。 Dirk は何か知っているようです。Hogwarts で Snape の部屋(校長室)からグリフィンドールの剣を盗み出そうとした生徒たちがいるとのことです。そのことは日刊予言者新聞には載らなかったようです。 ●p.245 Griphook はそれを その銀行で働いている Bill Weasley から聞いたということです。盗み出そうとした生徒達の一人は Bill の妹でした。 Hermione も Ron もしっかり伸び耳を握り締めて聞いています。 数日後、Snape は、剣を Gringots 銀行に保管するようロンドンへ送りました。 Goblin 達がまた笑い出します。Ted が意味を尋ねます。 「グリフィンドールの剣は偽物だ」と Griphook が言いました。 良くできた偽物だが、魔法使いが作ったもの。本物は goblin が作ったもので goblin だけができるある特徴を持っている。本物がどこにあるか知らないが、グリンゴッツ銀行の金庫にあるのは偽物。それを死喰い人には伝えていない。 Harry が待っていた質問を Dean がします。Ginny 達はどうなったのか? 残酷に罰せられた、と Griphook。 ●p.246 Ted は、生徒達が無事か尋ねます。Weasely 家は、もうこれ以上子供たちが傷ついていないのか、と。 誰もケガしたりはしていないようです。 Dirk が Ted に、Snape が Dumbledore を殺したという話を信じるのか?と尋ねました。Ted は信じています。Dean が Harry の擁護をします。 Dirk は何を信じていいのか懐疑的です。Dirk は、(Harry がクロでないなら)隠れるかわりに抵抗を呼び掛け、戦っているはずだ、と言います。日刊予言者新聞の影響を受けている Dirk、今は Quibbler の方がましだと言う Ted。最近は Crumple-Horned Snorkacks (しわしわ角スノーカック)のことを一言も書かず、日刊予言者新聞が無視しているいろんな事を書いている。Xeno Lovegood は、You-Know-Who に抵抗する魔法使いは何はともあれ Harry Potter 達を助けるべきだと書いている。と、Ted が説明します。 気になった文:line 10-11 'You're not going to sit there and tell me you think Potter had anything to do with it?' “have anything to do”は、「〜と関係がある」 「そこに座って、ポッターがそれと関係があると思う、と私に言おうとしているんじゃあるまいね」 気になった文:line 35-36 'Listen, the fact that they haven't caught him yet's one hell of an achievement,' said Ted. 'I'd take tips from him gladly. “yet's”=多分「yet is」 “one hell of an 〜”=「大変な、どえらい」 “take tips form 人”=「“人”の忠告通りにする」 「いいかね、彼ら(=死喰い人達)がいまだに彼(=ハリー)を捕まえることができないという事実こそが、大変な成果なんだ」と テッドは言った。「私は、喜んで彼の忠告に従うつもりだ」(=捕まらないように逃亡する) ●p.247 Harry についてもひとしきり話したあと、彼らは、火を消して、斜面を登って引き返していきました。 3人は伸び耳を巻き取りました。 Harry はようやくのことで「Ginny 、あの剣」と言います。 Hermione は、またビーズのバッグに手を突っ込んでいます。奥の奥から Phineas Nigellus の肖像画を取り出します。 「あの剣が Dumbledore の部屋(校長室)にある間に、誰かが偽物とすり替えたのなら、Phineas Nigellus がそれを見たに違いない、あのケースのすぐ横にかかっているのだから」 Hermione が呼掛けても反応がありませんが、「Please」という言葉を入れると、皮肉っぽい声で Nigelus が答えます。Nigelus が絵に出てきたとき、Hermione は「Obscuro!」と魔法を唱えます。 ●p.248 黒い目隠しが Phineas Nigellus の目を覆いました。 外せ外せと大騒ぎですが、Harry が声をかけると、静かになりました。 Harry が Gryffindor の剣について尋ねると、Phineas は、生徒達がそれを盗もうとした事件について語りますが、ジニーのことを silly girl、ネビルのことを idiot Longbottom、そしてルーナのことを Lovegood oddity、Hagrid を oaf と言うなど口が悪いので、その度ごとに、Ron や Harry がジニーのことをsillyと呼ぶなとか ネビルは idiot ではない、とか一々反駁するので、話は進まないし Nigellus は機嫌を損ねます。 生徒達が受けた処罰は、Hagrid と一緒に何かするために、Forbidden Forest に行くことでした。 ●p.249 それを聞いて Harry は安心しました。最悪、磔(はりつけ)の呪文かなんかを受けたのではないかと心配していたのでした。 Goblin の作った剣は、汚れを寄せ付けず、剣を強化するものだけを吸収する、ということです。 もう帰ろうとする Nigelus に Harry が食い下がってさらに色々いいます。Dumbledore (の絵)をこちらに連れてきてと Harry は頼みますが、他の人の絵を相互に訪れることができるのは、Hogwarts の中だけだということでした。 ●p.250 最後に Gryffindor の剣がケースから出されたのは、Dumbledore が指輪を壊そうとしたときだそうです。 Nigellus が絵から退出しました。 Harry は興奮してテント内を行ったり来たりし、Hermione は Nigellus の絵をまたビーズのバッグに押し込みました。 Hermione と Harry が掛け合いで喋りますが、その内容をまとめると、Gryffindor の剣は、バジリスクの毒を吸い込んで Horcrux を破壊する事ができるようになっている。Dumbledore がその剣を Harry に渡さなかったのは、ロケットを破壊するためにまだ必要だったからである。遺言に書いても、彼ら(魔法省)がHarryに渡さないと考え、Dumbledore は剣の複製を作ってケースの中に納めた。そして、本物の剣はどこに??? ●p.251 二人でどこにあるかを考えています。 Ron の意見を聞こうとして、見回しますが Ron の姿が見えません。寝棚の下の段の暗がりにひっそりと横たわっています。 何故か Ron は機嫌が悪いです。 Harry は困って Hermione を見ますが、Hermione も途方に暮れています。 雨が降り始めました。 どうしたのか、言えと迫る Herry。 聞いた話の中に、良くない情報がある、と Ron。ただその話し方が凄く皮肉っぽいです。 ●p.252 腕はケガしたし、食べるものはないし、毎晩寒いし、数週間走りまわったら何かを達成できると思っていたのに。 Harry も、何に参加するのか分かっていると思っていたが、と反論。 だんだん言い合いに。 Dumbledore が何をすべきかを Harry に言っていて、具体的計画があると思っていたんだ、と Ron。 最初っから、Dumbledore が何を言ったかは全部言ってきていたのだが、と Harry。 言い合いがエスカレートしていきます。Hermione が、Ron にロケットを渡すように言います。しかし、ロケットのせいにして Ron を許す気など Harry にはありません。後ろで何かこそこそ話していたことを知っている、と Harry。 ●p.253 Hermione だって、Harry に失望した、と言っていたじゃないかと Ron が言い、Hermione は泣き出してしまいます。 さっきまでの喜びの興奮は花火のように消え去り、全てが闇に包まれ湿って冷たくなっています。Gryffindor の剣は、分からないところに隠されていて、3人のティーンエージャーが達成した唯一の業績は、未だ殺されずにいることだけです。 ついに Harry は Ron に「Go home then」(なら家に帰れよ)と言ってしまいます。 Ron にとっては、Ginny 達の受けた処罰の、禁断の森へ行くということが、巨大な蜘蛛の危険として感じられ、Ted の言った、ウィーズリー家の子供たちがこれ以上傷付けられはしなかったのか?という言葉が、それ以前に兄弟の誰かが何かの危害を被ったと感じられたのでした。 ●p.254 再び、Harry は、なら家に帰れよといい、Ron が杖を抜こうとし、Harry も反応して杖を抜こうとしますが、その前に、Hermione が Protego (盾の呪文)を唱えて二人の間に障壁を作りました。その障壁の両側で二人はにらみ合い、Harry は Ron に強い憎しみをいだき、二人の間の何かが壊れたのでした。 Harry の求めに応じて Ron はロケットを放り投げ、それから、Hermione にどうするか尋ねます。 Hermione が付いてこないと分かると、そのままテントの外へ出て行ってしまいました。 Hermione はすぐ後を追おうとしますが、先ほどの Protego の呪文でできた透明の障壁が邪魔をしてすぐには追いかけられませんでした。 じっと動かないでいる Harry に、Hermione のすすり泣きと木々の間で Ron を呼ぶ声が聞こえました。 しばらくして、Hermione が戻ってきて、彼は行ってしまった、姿くらましした、と言って小さく丸まって泣き始めます。 Harry はロケットを身に付け、Ron の毛布を Hermione に放ってやると、寝棚に登りました。 15章、終りです。 えっ、こんな終り方?! 定住地もなくあてどもなく彷徨う3人、死喰い人達に見つからずに毎日を生活していくだけで精一杯。Horcrux の破壊法も、他の Horcrux のありかも分からないまま、不安と心細さと不自由さと見通しの立たなさで、フラストレーションがたまっていきます。2人がハリーに失望しているのではないかというハリーの怖れ。思いもかけず、Ted 達の話を立ち聞く事ができ、Nigellus の話もあり、Gryffindor の剣についての新たな情報を得ることができ、めでたく進展しそうになるのですが、ハリーの怖れは的中してしまいました。突然の Ron の脱落。 ますます、展開から目が離せなくなりました。 川に鮭がいると分かっていれば、取り寄せ呪文(アクシオ)で川から鮭が獲れるんですね〜 なら森で木の実を集めるのも、取り寄せ呪文で簡単にできたのかも知れません(^^;) ところで、Goblin の Revenge って、結局、Gryffindor の剣が偽物だって事を言わなかった、ということなんでしょうか?? (目次へ) 2008.02.20 Wednesday
え〜〜っと、2月3日の花、その3です。もう2週間以上経ってますが 2008.02.17 Sunday
JUGEMテーマ:日記・一般 次世代DVD規格戦争は、ブルーレイの方に一本化しそうです。ユーザーにとって見れば、どっちでもいいから統一してくれってのが本音なのではないでしょうか。 ニュースでも必ず言及されているけど、ビデオのVHS vs β という戦争が過去にあって、いわゆる「βの悲劇」(本当はβユーザーの悲劇)というユーザーへのとばっちりとして跳ね返りました。ユーザーはそれで学習し、ついでに逆襲もしたという感じ。つまり統一されるまでは様子見、買い控える、という逆襲です。 ところがそれを大きく動かしたのは、猫的私見によれば、ソニーのゲーム機。ゲーム機におまけとして(?)ついてくる、ブルーレイディスク再生機能。元々DVDは再生可能だったような気が(ゲーム機には詳しくない)するので、それが次世代対応になるのは必然。という流れが読めなかった私も、先見の明がないといえる。ゲーム機はゲーム機で何だか良く分からないけど三つ巴みたいな戦争をやっていたようですが(←ゲーム機未所有)、その行く末が実は次世代DVDの行く末にも大きく関係しているという指摘が既にどこかでなされていたかも知れないのに。 ということで、安心して BD 対応機を購入できるようになり、メデタシメデタシ。 え? もう HD DVD を買っちゃった?? βの悲劇の次はHDDVDの悲劇ですね〜 一生付き合うか(βやさらにもっと悲劇だった「エルカセット」を考えると先見の明のない選択)、さっさと乗り替えるか(βやさらにもっと悲劇だった「エルカセット」を考えると先見の明がある選択)、迷うところですね(←括弧内の注釈と括弧外で言っていることと全然違うやつ) ではでは、みんなでやわらか みんなでハピハピ〜〜〜 2008.02.17 Sunday
はむろんさんのところで見たので、やってみました。
取扱説明書メーカー やわらか☆不思議猫さんの取扱説明書 やわらか☆不思議猫さんをご使用する際には以下のことに気を付けて下さい。 * 水に濡らさないよう、ご注意下さい。 * 700g以上のものを上に乗せたり、持たせたりしないで下さい。バランスを崩して倒れる原因となります。 * 濡れた手で触れないで下さい。 * 季節によって、色合いが変わることがありますが、仕様です。 * 衝撃を与えないで下さい。誤動作の原因となります。 * 夜は、部屋を明るくしてからご使用下さい。 また、やわらか☆不思議猫さんを以下の場所でご使用にならないよう気を付けて下さい。 * 汚いところ やわらか☆不思議猫さんが故障かな?と思われる場合は以下のことを試してみて下さい。 * しばらく放置してみて下さい。 それでもやわらか☆不思議猫さんが正常に動作しない場合は。 * やわらか☆不思議猫は過労の可能性があります。 実に正しい出力にちょっとびっくりした(;^_^A ではでは、みんなでやわらか みんなでハピハピ〜〜〜 2008.02.14 Thursday
今日は午後はいいお天気、ポカポカのお昼寝日和 2008.02.08 Friday
昨日から二晩掛けて、JUGEMのブログのブログパーツを追加・変更しました 花写真の続きが上がらないのはそのためです(ぉぃ
右側サイドがブログパーツを置くスペースですが、一番上のカレンダーの上の日付と時刻、 これを、黒猫のアナログ時計に変えました。 その下、カレンダーやカウンター、ブログの各種情報など幾つか並んでいるところは、白い背景だったのですが、バックグラウンドカラーを他の部分と統一して緑色にしました。少し見にくくなった文字もありますが。 猫温度計、天気予報、インベーダーゲーム、やわらか戦車はそのままで、その後に、「おざぶとん」「潮吹きクジラ」「STARLIGHT mini」「BLOG MOON」「Aqua Museum」「猫の写真」「神凪ソアラの羊占い」「黒猫のMaukie、ゲーム付き」「猫の里親募集中」の9つのブログパーツを追加しました。 「おざぶとん」はゲームです。自分は何だかよく分からない丸い玉で、右側からざぶとんが飛んできます。クリックすると丸い玉が飛び上がり、うまくいくと飛んできた座布団の上に鎮座できます。10枚クリアすればゲーム終了です。下手をすると、座布団が刺さります 「潮吹きクジラ」は、クジラには見えない妙なピンクの塊が、クリックするとあるところから潮を吹き、空を飛びます。うまくタイミングを調整して、左側へ向けて飛距離を競うゲームです。潮を吹ける回数は決まっており(上部に丸で表示)使い切ると後は落ちるのみです。所々にオアシスがあり、オアシスに落ちると、潮吹き回数が元に戻ります。理屈から行くと、いくらでも続けることが可能ですが、先に行くとオアシスも小さくなり、なかなか難しいです。 「STARLIGHT mini」は、星座早見表のようなもの。色々クリックすると色々な機能が使えます。星座図の中の赤い丸は太陽、黄色い丸は月の位置です。右上の四角をクリックすると、月の形を表示します。もう1回クリックすると消えます。内側にある数字は、月齢ではなく、光っている面積の割合(%)です。その左の丸いぼたんは現在時刻の星座表を表示します。左側の四角をクリックするとメニューが出て、色々on/offできます。下のぼたん左右対称ですが、上下三角は拡大縮小です。左右の大きなぼたんは時刻を早送り・早戻しします。小さな三角ぼたんは日付を早送り・早戻しします。 「BLOG MOON」は、月齢とそれに応じた月の形の模式図です。左下のボタンをクリックすると半月・満月・新月のうち一番早く来る月の日付を表示します。右下のボタンをクリックするとメニューが出ますが、ReCalcを押すと、現在時点の月齢を再計算します。 「Aqua Museum」は、バーチャルな熱帯魚水槽です。ガラスを叩いたり、エサをやったりすることができます。 「猫の写真」は「Winningest Kittens」というサイトに上がった最新の幾つかのねこ写真を自動的に表示します。 「神凪ソアラの羊占い」は、何だか良く分からないカード占いで今日の運勢を占ってくれます。右上のNEXTがでたらそれをクリックして先へ進んでください。 「黒猫のMaukie、ゲーム付き」は、黒猫がマウスカーソルを狙っています。カーソルをあちらこちら動かして遊んでください。飽きたら、ゲームもできます。画像下のボタンを押してください。右から数独(ナンバープレース)、五目並べ、オセロ、○×ゲーム、そして、猫の画像に戻る、です。どうぞ遊んでいってください 「猫の里親募集中」は、猫の里親を捜しているサイトに寄せられている、里親捜し中の猫さん達の写真が自動的に表示されます。読み直すたびに更新になります。 後は変更していません。広告を一つ削っただけです。 どうぞ暇つぶしにでもお使いくださいませ(^o^)ノ ではでは、みんなでやわらか みんなでハピハピ〜〜〜 2008.02.06 Wednesday
今日はお天気で、日溜りはポカポカい〜天気でした 2008.02.04 Monday
とりあえず立春らしいです。
その前日、昨日は節分。 関東では、大雪(基準は関東・・・北国からすれば雪のうちに入らないかも)だそうですが、こちらでは、雨がぱらつく曇天でした。午後には、少し青空も見えました。 寒くてずっと散歩もさぼっていました。はい、猫らしく、コタツで丸く・・・。 が、昨日は用事があって、久しぶりに散歩を兼ねて出かけました。よく通るお散歩コース。写真はそのうちアップします。 で、昨日は、久しぶり、「ハリポタ」読みの時間を確保していました。午後7時から12時まで、5時間連続でたっぷりと。1月中はほとんど本を開く暇がなかったので、一気に挽回しようと。 午後7時。本を開く。最後に読んだのは1月6日でした。当然、忘れています。読み終わったところの最後の1ページ分を、書込みを頼りに読み返しました。 思い出しました(^o^)ノ 新しいところを3行読みました。・・・眠っ 猫生の全てにおいて眠るのが最優先な私は、当然、寝ます。まあちょっと休憩、みたいな感じで。きっと、久しぶりのお散歩で疲れたのでしょう。とはいうものの寒いので布団に潜り込みます(←何故布団を敷くというプロセスが入り込まないかという点については秘密)。 しばらくして、目が覚めました(覚めなきゃ大変)。 午後11時40分・・・ しかもまだかなり眠い。 本格的に着替えてまた布団に入りました。明日は7時起き。早めにめざめるだろうから、それから、7時まで読もうと考えて。 目が覚めました。午前7時・・・ しかもまだ眠いし あはは〜、ハリポタ読みタイム、3行で終了しました〜ヽ(´_`)ノ 寝ている間に立春も迎え、まさに猫的新春のスタートでありました。 ということで、ハリポタメモは先へ進みません〜〜 ではでは、みんなでやわらか みんなでハピハピ〜〜〜 |
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