2009.11.25 Wednesday

さっそく第1話「その カーニバルの出逢いは…」を鑑賞♪(^o^)
限られた成長していく一時期の時の流れの中での出会いと別れ、喜びと楽しみ、悲しみと、過ぎ去っていく事への哀惜と。
現代社会で見失ってしまうたくさんの貴重なものが、このDVDには詰まっています。
ARIA 、知らない人がほとんど、知っている人がほとんどいないことがとても残念です。
現代人には必須ビタミンのようなものだと思うのですが。
今回は、初回生産限定版。初回以外のものとどう違うのか良く認識していませんけれど。
開いていくと、4枚が納まっているケースが2つ(とても綺麗なケースです。「デジパック系DVD-BOX仕様」というのがこれなんでしょうか)と、今回もまた、1回放送分の絵コンテがまるごと冊子でついています。1回分作るのも実に大変な作業なんだなぁと改めてその絵コンテを見ながら思います。
最後のDVDはやはりおまけのDVD。DVD版特典映像175分だとか。灯里ちゃんによるビデオレターや、テレビで流れたらしい「新番組! ARIA The NATURAL のプロモーション映像」だとか、いろいろ(^o^)
「
こんなにも こころは あたたかくて
こんなにも 笑顔は まぶしくて
こんなにも 思い出は いとしくて
こんなにも 時間は ゆるやかで
ほんとうの あなたの やさしさに
あいに いきませんか
新番組 ARIA The NATURAL
4月2日、日曜深夜 1時6分スタート
すてきな時間を お届けします
こんなにも 笑顔は まぶしくて
こんなにも 思い出は いとしくて
こんなにも 時間は ゆるやかで
ほんとうの あなたの やさしさに
あいに いきませんか
新番組 ARIA The NATURAL
4月2日、日曜深夜 1時6分スタート
すてきな時間を お届けします
」
キャストと振り返る「ARIA」という座談会。
1stシーズンの方の、The ANIMATION 編、2nd シーズンの The NATURAL 編は前期編と後期編。
そして、監督と振り返る The NATURAL 編。
ゴンドラとの別れのエピソードで、原作を読んで監督自身が、涙がコミックにボトボト落ちるほどナカされてしまったので、原作に負けてたまるか!!と気合いが入ったという話とか(^o^)
そうそう、これは原作のコミックがあるわけで、アニメは微妙に順番とかエピソードの組み合わせとかが違うわけです。普通、アニメを見るほうとして、先に原作を読んで、感動したりして原作大好き状態、のままアニメを見ると、がっかりしたり歯がゆかったりするところが多々出てくるわけですが、このアニメに関していえば、違うなと思うところはあっても、全然そういうがっかりしたり歯がゆかったりすることがないのです。伝わってくるのは、監督自身の、この原作コミックへの思い入れ。まるで監督さん自身が、このコミックの大ファンで愛して愛して何度も何度も繰り返して読んでいるな〜って、まるでファン同士がそれぞれの思い入れを語り合って盛り上がるみたいな、そんな感じになるんです。
ハリポタだと、そうはいかなくて、映画監督、大して原作を愛していないな、とか感じてしまったりするわけです。「お仕事」として上手に手掛けましたって感じが伝わってきて。
ARIA のアニメは、「大好き大好きでこんなアニメにしたかったんですっ!!」て感じが伝わってきて、それだけでも満足度大アップ♪♪
そしてさらに、新作ドラマCD30分付き!
ああっ手が回らないっ

とてもとてもハピハピ〜〜

3年近くたった今、ようやく見終わりました。実は、落ち着いてからまとめてみようと思っていたのに、落ち着かず、今年に入ってようやく少し時間が確保できて、数話ずつまとめてみていました。
最後のDVDが特典DVDだろうと思いそれだけ到着直後に見ていたのですが、最後から2つ目のDVDも特典DVDでした。
その中で最後に、「ARIAと音の世界」というタイトルが入っていました。
見てみると、そこに在りし日の河井英里さんのお姿が……。
おおお〜〜〜 何という貴重映像!!
調べてみると、ARIA 2nd シーズンの放映日は2006年4月〜9月。半年間だったんですね。
3rd シーズンは 2008年1月からの3ヶ月間。 河井英里さんがお亡くなりになったのは2008年の8月4日。
3rdシーズンを無事見届けてのお亡くなりだったんですね。
2nd シーズンの特典映像は、おそらく、放映後1巻ずつ出て行くDVDの最後あたりでしょうから、2006年末頃だったかと。約2年前ですね。特に体調が悪そうでもなく、その後2年くらいでお亡くなりになるとはとても思えない映像でした。
ARIA自体が出会いと別れ、過ぎ去っていく貴重な時間とそれを共有する仲間、ということを深く取り扱っており、特典DVD自体が同じ内容でARIAのテーマを再び強く感じさせられました。
最初河井さんのお得意の、どこの言葉でもない言葉での作詞、それでオープニングテーマを作っていたのだけれど、やっぱり日本語の歌詞を付けて、と言われて、とても難しいと思ったけれど、やりますって言って引き受けてとっても苦労したけれど、苦労して完成した歌詞を自分で歌ってみてなみだダーだったという話とか。
特典映像見て感じるのは、ほんとに、作成に携わる人たちみんなが、(コミックの)ARIAや(アニメの)ARIAの大ファンだと言うことですね。お仕事でしてはいるけれども、一ファンでもある、いや熱狂的なファンの一人である、と言うことです。だからこそ、これほどの奇跡的アニメができたんだな〜とつくづく感じます。
いやホントにもう神アニメですね〜
